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2CVでソウル・英才の花卉市場を訪問する  [野菜畑と園芸]

行こう、行こうと思って、近くを通りかかる度に目の端で追っていた瑞草・英才の農産物流通市場。

でも行けば必ず何か買ってしまって妻に叱られるだろうなぁ、と思って我慢していた。
この夏、園芸への煩悩絶ち難く、ついに禁足地への訪問を決意、一線を越えてしまった。
バチが当たらないといいのだが。

ここまで植物に惹かれるのは農民の先祖の血か。 農民は植物を愛するのだ。 妻のように先祖が
刀下げて威張っていた人だとこういった気持ちは分かるまい。食糧危機になったらどうするんだ。
あっ、そうなったら侍は農民からむしり取るのか・・・・なんて奴らだ・・・・ 

まずは昂ぶる心を落ち着ける為、スターバックスの宣陵テヘラン路店でコーヒーを一杯。

 

途中東国洞で牛角を発見。 日本焼肉もついに本場・韓国に逆上陸したのか!
今度行ってみようっと。よしんばハズレても近くには豆腐料理の名店、百年屋があるから大丈夫。

憧れの地、約束の地。 ついに来てしまった私のエルサレム・・・・

ナ棟に入るとそこは天国


せーラム18,000KRW

花、鉢物の売り場。

万年青、蘭が安い


モヤシ・アルファルファ・カイワレなどの種発見


韓国風ソマ屋、置物など


地下の花屋街

韓国ではテレビや映画だけの話でなく、本当にこんなものを彼女へ(それも仕事場にこれ見よがし
に・・・)贈ったりする。



睡蓮専門店。 夏の間は睡蓮屋さんになるとのこと。

水生植物が出てきた・・・

・・・お水な花に弱い・・・美しすぎてもう駄目・・・クラクラしちゃう
オモダカ(面高)の一種と思われる。 キレイだ。

考えるに、園芸店で植物・特にランなどの花を買って来る行為は美女の拉致監禁にも似ている。
そうした人間の拉致監禁は許しがたき犯罪行為である。 だが、美しいものを所有し、常に眺めて
いたいとの気持ちがその両者の根底に共通して流れている。決定的な違いは他の人間の気持ちを
推し量る事ができるかどうかの、人としての成熟性である。 
若しかすると植物にも気持ちがあるかもしれないけれど、少なくとも家で植物を愛でることは人間の
社会では罪ではない。

 
尚、ここで売っているのは花だけではない。

パンダ!

でなくて、ウサギ(トッキ)

ニワトリ! I 牧師は鶏小屋つきの家借りられたかなぁ。

カメレオンなども売っている。



で、案の定買ってしまったものども・・・


象のジョウロ。水遣りはこれが植物に優しい。 尚、私は象は好きだが米国民主党支持ではない。

ジョウロを買ってしまったということは、もちろん植物を買ってしまったということ。
まずはこれ!


山椒、ありました! 樹高40cmで15,000KRW。 日本とほぼ同じ値段。
元々韓国でもキムチは山椒とニンニクなどで漬けていたのを、17世紀に豊臣征服軍が持ってきた
唐辛子の台頭により、その中のカプサイシン成分の殺菌作用がキムチへ動物性旨みを付け加える
ことを許し、韓国キムチは発展を遂げたのだという。
この山椒・・・ナ棟の114号店にはもう一鉢売ってます。

とげ無し、朝倉山椒に似ているが葉っぱがちょっと丸い。韓国種? 香りは同じく良い。

紫蘇栽培用の鉢(と土) 18000KRW



私の愛してやまない蓮・・・・艶っぽい・・・きっとベランダで栽培できると思う・・・



・・・は大きくて買えなかった。 でも凄い色気に誘惑されて負けそう。 一鉢7万KRW。 

駐車料は30分500KRWだった。

ばいばい。 また来るね! というよりやみつきになりそう。
次回は人類文化の始まりを記念して「パピルス」君の鉢買おうかなぁ。 
でも水遣りが大変そう。 同じ水遣りするならいっそのこと美しい蓮を連れてこようかしらん。


この花卉・農産物市場は現代自動車本社のすぐ北側に大きく広がる。
一辺200mほどもあるだろうか。

北に1km走るともう江南の大都会。

あんなに楽しく、広い花卉農産物市場が都会と隣接して存在するのは面白い。
こうした処は韓国大好き。 私も土地があればなぁ。 街の中に大蓮園造るのだけれど。

急速に発展を遂げたソウルならではの便利な花市場のロケーション。 ありがたい事だ。



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