SSブログ

アッサムII  グワハティ市内 [天竺編]

時々地方にいくと「ボワーとした」田舎という表現の似合う土地に出会うときがあるが、
アッサムも間違いなくそうした雰囲気を持った場所である。


山出しの、ありのままの飾らないパワーがゆらゆらと立ち上っていて
その中に自分が飲み込まれていくのを感じさせる。
DSC04889.JPG

空港から降りてすぐにそれを感じたのは最近ではタイ北部のルーイの町と
ちょっと昔だと中国の長沙や常陽の町がそうだった。


グワハティーの町を歩く。ここは駅を中心に市街地が広がっている。

駅のほうへ歩いて行くと、軍の兵士がたくさん集まっている。
なんかやばそうな感じ! 何か問題発生なのかしら??
DSC04873.JPG

駅前の広場には兵士がもっと集まっており、その周りを警備している。

DSC04876.JPG
ここアッサムには少数民族の独立運動があることは承知している。
爆弾事件も昨年秋には毎月のように発生していた。 
もしかするとちょっとまずい日なのかも・・・


君子危うきに・・・と思ってその場から遠ざかる。
DSC04874.JPG
でも、象師団の兵隊? かわいい・・・



これがグワハティー駅!
DSC048181.JPG
結構きれいだ。


少しおなかが減ったなぁ、と思っていたら駅の横でいいものみっけ!
DSC04878.JPG



焼きとうもろこしには目がないの・・・
マサラと塩を塗って・・・一本5ルピー(10円)!
DSC04880.JPG



もぐもぐ・・・
DSC04881.JPG


いただきました!
DSC04882.JPG
粒は乾燥して硬めだけどおいしかった! 



鉄ちゃんの気があるので、跨線橋をわたりながら駅をパチリ。

線路を歩く少年。 なかなか風情があるのう。
DSC04886.JPG
・・・ごみ拾っているのか?


駅前の風景。 ソニーの看板があったので入ってみたら、アメ横のような感じの
薄暗い店の中にブラウン管テレビが山積みされていた。
DSC04890.JPG



あまり見るものがなかった博物館(停電で展示物を見られなかった)や、
DSC04826.JPG



遺跡の発掘現場を見たりして散歩する。 
DSC048501.JPG
右の現代の道と、発掘された左の800年前の道と大して技術的に変わらないのが
ある意味すごい!




グワハティー名物、線路の踏み切りのマーケット。
DSC049171.JPG
ごみとチリが風に舞っていた。


野菜はデリーとまったく同じものが売られている。
DSC049201.JPG
ゴーヤーチャンプルーが食べられるぞ!




日も暮れてホテルで今年の早積みの一杯の茶をいただく。 
DSC04925.JPG
アッサム茶は味が濃い。 ややがぶ飲み系のたっぷりしたミルクティー。
町を歩いて少し疲れたために、おいしく感じられた。 
あ、そうだ、これを飲みに来たんだったっけ。




翌朝はホテルの目の前のモスクのアザーン(礼拝の呼びかけ)で目覚める。


空港まではオートリキシャーで45分ほど。


今日の私の運転手君。
DSC04934.JPG
空港までと聞いて張り切って点検していた。 250ルピー。



混み合う市内をすいすいと抜け、リキシャは走るよ、20KMあまりを。
DSC04930.JPG



空港でのどが渇いたので、外国人は入れない、中国と国境画定紛争中の、
北隣のアルーナチャプラデシュ州名産というりんごのジュースを飲む。20ルピー。
DSC04980.JPG
安いなぁ・・・と思って二本飲んだけれど、あとから来たインド人のおばちゃんは15ルピーで
飲んでいた・・・・やられた・・・


このグワハティー空港からは南のメガラヤ(MEGHALAYA)州の州都、シーロン
行きのヘリの定期便が出ていた。 ここには納豆があるらしい。
今度食べに行くときに乗ろうかしら。
DSC04972.JPG


参考までに料金表も。 
DSC04973.JPG
60分の行程で6000円か・・・ 安いなぁ・・・


デリーに戻ってからも、すっかり田舎の空気に染まり、
ボワーとして過ごした週末だった。 


アッサム、ひなびたインドの香りがする懐かしい街。 時間があればぜひどうぞ!





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。