アフリカ最高峰に恋をして 5日目 下山とお肌のケアー

翌朝はホロンボハットから下界のビールに向かって一気に下る。


ポーターが早足なので彼に競うように意地を張ってしまい、二時間でマンダラハット。
そこから更に小走りで下って1時間15分でマラングゲートに着いてしまった。
5時間弱が標準タイムだったらしい。

で、いつの間にかポーターと二人きりになってしまって、ベンチで暫く
K君とガイドを待つことに。


マングースが顔を見せる。　沖縄以外では初めて見た。


合流してゲートへ。

管理員が入山許可証をチェック。

その後管理事務所で下山届けを出して、昼ごはんとなった。
ここでは重要な二つのイベントが待っている。


一つは登山証明書へのガイドのサインと贈呈式。　


現在Holson君がサイン中。

それと我々からポーター・ガイドへのチップの贈呈が交わされる。
そもそも7人構成は少し多かったような・・・飯は造ってくれて楽だが
あまり・・・ということで5日間で300ドルを渡した。
妥当だと思う。

そこから車に乗って途中の村でポーターやガイドと別れ、ホテルへ。

夕方山頂から下ってきたカナダ人と、これから登るアメリカ人女性たちと祝宴!!


翌日朝早くにサファリへ行ったK君と別れ、こちらは町の散歩。
鉄ちゃんの気があるので、町を歩いた後は駅へ行った。


MOSHIの駅の風景。



のどかだ。　駅員も一日に2本くらいしか列車が来ないのでリラックス？


店頭にビールがあった。　
　


キリマンジャロビールを買い、割れないように靴に隠して保管して持ち帰ることに。


葉書を何枚か書き、空港へ向かう。

空港ラウンジが使えたので行ってみたが誰も人がいない。

仕方なく客同士カウンターに入って勝手に冷蔵庫あけてやることに。


飛行機は搭乗前に預けた荷物を確認するシステム。
カシミールと同じだ。


再びモンバサ経由で着いた先はエチオピア。　
一泊する予定だったのでホテルに向かう・・・・・が
その前に荷物が出てこない！

・・・どっかに行ってしまったらしい・・・
とにかく見つけてデリーに送ってもらうことにして
仕方なく着の身着のままシェラトンへ。



髪が伸びたので市内の床屋へ

移動は社会主義政治体制だった頃の名残、ソ連のLADAが
タクシーになっているのを捕まえる。



理容院はインドよりずっときれいで清潔。



考えてみればインドの床屋よりも汚い床屋はネパールと
パキスタンと、汚くてどうしても行けなかったバングラでしか見たことが無い。

衛生レベルの低いところに暮らしているとエチオピアも
随分きれいに感じられ、「これなら暮らしていける！」　と思った。

床屋に併設の美容院で日焼けでボロボロになった顔のお手入れも
してみた。



タオルをかぶってスチームで蒸して拭いてもらって少しきれいになった。


快適な宿（驚くなかれ朝食付きで400ドルもした！）で、下着を
洗濯し、一夜を過ごし次の日のデリー便に搭乗。

デリー空港に着いて荷物を聞くとどうももう着いているとのこと。
保管されているという保税倉庫へ。


ここで一日分の保管料を払って受け取れとエチオピア航空の
係員は言う。　「ふざけんなぁ！あんたらが間違えたんだから
そっちが払いやがれぇぇ！」と伝え、倉庫で30分待たされて
お金を持ってきた係員が支払いを終えて荷物を受け取った。

家に帰るとエチオピア航空の737同型機がベイルート沖で
落ちたという。　うーん、御巣鷹のJAL以来、同会社の同日の
飛行機便事故は二回目。　事故にかすった。

度重なる不手際に加えて事故。
もう二度と乗らんぞエチオピア航空、と思ったのだった。

でもまずは無事に戻ってこれたのでよしとしよう！
楽しかった山行だった。　

K君、次はやっぱりマッキンリーですかねぇ。
会社辞めないと無理・・・・

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