ヒマラヤの在庫管理 偵察

へなちょことはいえ、登山愛好家たるもの一度は憧れのヒマラヤ登山を
試みんとてカシミールへ偵察に。

カルドンラパスまで登って、高度訓化。

5月でもまだこの雪の量。


Lehから比較的短期間で登れる山を、とガイドに聞いたら

南方にあるピナクルを指差された。


この山の名を「ストックカンリ」という。

カタカナ英語だと在庫(ストック)管理か・・・割と得意分野だなぁ、
などと、なめて掛かってはいけない。

カシミールの都市、Lehから車で45分の村から谷を歩いて4日掛かる登山だ。

ガイドはチベット系インド人で、話を聞く。

高度順応さえうまくいけばあとは山頂付近の急斜面のアイゼンと
ロープワークだけと言うことで何とかなりそうだ。　但し例によって
高度6000m超えると行動は一歩歩いては二息つくという、あの
非常にゆっくりとした登山にならざるを得ないので、深夜から翌夕までの
長時間の行動に耐えられる体力が必要となる。　

高度訓化はとっておきの標高5400mのカルドン・ラに行き1ヶ月前
と1週間前に準備予行運動をすればよいだろう。

しかし、この日のレーは寒かった。　最高気温は7度。
夜は零下に冷える暖房の無い部屋に泊まって鼻風邪引いてしまった。

もっと水泳に励んで新陳代謝よくしていかないとなぁ。



飛行機の上から眺めるストックカンリ山群。

中央右のPEAKが山頂。

まずこの山を昇ってから、他のヒマラヤの山で、どこを狙って登っていくのか
手持ち登攀技術でavailableな対象の山と、自分に許された時間との
バランス平衡と在庫管理をしていこうと思ったのだった。

だからインドの人たちお願い！　
無茶な事言って問題起こして私の時間の在庫を償却しないで・・・・

タグ：ヒマラヤ　ストックカンリ　登山　カシミール　レー 宿　ガイド　カルドン・ラ

コメント 1

izumiさん
２、３日ブログを拝見しない間に、
エジプトからヒマラヤなんて、飛んでますねぇ。
絵ハガキのような写真の数々も、知っている方が撮影したと思うと
とても親近感を覚えて、楽しいです。
沖縄へは２年前にいらっしゃったとのこと、次回いらっしゃる際には
是非、ご連絡くださいね。

by ryoko (2010-06-03 16:32)