SSブログ

インド映画100年祭 [映画と書籍]

今年はインド映画100年の記念の年。

その100周年祭の展示が残っているというので週末、ゴレガオンのFILM CITYに
遊びに出かける。 FILM CITYの裏門は昨年からセキュリティーの問題で
閉じられているので表門から知人の伝手を使って入る。 このエリア、映画撮影を
あちらこちらで行っているので一般人は中々入れてくれない。


あったあった!
IMG_2816.JPG
インド映画が年代順に並んでます。


ヒロイン・ヒーロー達。 時代の顔です。
IMG_2815.JPG


インド人悪役の面構え。 迫力あります。
IMG_2820.JPG
左下のアムリッシュプリはインディージョーンズシリーズに
怪しい宗教団体の親玉として出ていた。


IMG_2819.JPG
1981年の名作、「ウムラオ ジャーン(愛しのウムラオ)」、
踊り子(=芸妓)が主人公の映画。 これはインド映画の80年代の代表作とされている。
きれいな女優さん・・・・でも汚れ役しちゃうの・・・・
父が悪を告発し、投獄されて刑に服して出てきた男の逆恨みで幼い時に誘拐され、
ラクノウの娼館に売りとばされた少女のウムラオが、花魁太夫のように詩文と芸事を覚え、
男と女の様々を経験したあと、セポイの反乱の激動を経て故郷に戻るが、色町で働いた
彼女を故郷は受け入れず、ラクノウに戻り、以後詩文を愛しながら余生を送る、
というお話。

これはウルドゥー語の映画。言葉が分からないので英語で見たが
結構面白かったし、主演のレカーがきれいだったのでオリジナルのポスターを
額装して家に飾っている。
IMG_2831.jpg



マザーインディア。 
IMG_2822.JPG
インドの吉永小百合か高峰秀子とも言うべきナルギスの主演作。
涙なくしては見れない。 正しき人と息子への愛の中の葛藤。 
アカデミー賞外国語映画賞最終ノミネート作でした。
オリジナルポスター、デリーのその道の店にあった4枚の在庫を
全て買って日本に持ってきたのでした。 そろそろ額装して皆に配らなくては・・・


何かの映画の撮影セットもスタジオにあったのでパチリ。 
IMG_2821.JPG
この関係の仕事ではもうないので公開前だろうがなんだろうが知ーらないっと・・・


偉大なるインド映画監督たち・・・
IMG_2830.JPG
一番右のサタジット・レイ監督には仕事で94年に訪ねて30分ほど話したことがある。
でも彼が何者なのかその時は知らずに、大変失礼したのだった。 
だって「元映画監督で今は学校の先生」って単に聞いていただけなのだもの。

「クロサワは私の友達・・・」と悲しそうに言われたのを覚えている。
名刺にサイン貰っておくのだった。

うーん、今日はインド映画でお腹いっぱい。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。