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オマーンの旅 服装・飲酒・すし・ガソリン価格・戦闘機など [旅は道連れ世は情け]

オマーンのドライブ

乾燥した砂漠の町を太い高速が貫く様子はまさにカリフォーニア。
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右側通行でみな速い! 一応毎時100㎞の速度制限が書かれているが
それでは完全にお邪魔虫。 皆平均120㎞弱、追い越し車線は140㎞は出ている。
日本では2CVのアクセルべた踏みでかっとび運転をするのだが
いささかこの速さには戸惑う。

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試しに借りた1800ccの日産でベントレーを追いかけたが
そのペースの速さに疲れ、3㎞ほどでリタイア、というか
空港出口が近づいてきたので右に寄る。

道はよく舗装され、インドのそれとは全く異なる。
同じインド人が働いて作る道路でも要求水準が高ければ
きちんと監督すればこの通り。 要はやればできるのだ。



国籍不明の戦闘機。

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飛び地でペルシャ湾の出口であるホルムズ海峡の南側一帯を
扼するオマーンは対岸のイランを仮想敵国とし、小さい国柄ながら
それなりの軍備を備えている。 オマーン空港でデリー行きの
飛行機を待っていたらF15が二機発進し、そのあとにC130輸送機も
飛び立ち、更にF15が三機発進。久しぶりに戦闘機の発進を見かけたが
その速さには感心する。 離陸してからあっという間に見えなくなる。

オマーン空軍は確か戦闘機は持っていなかったはず。アメリカの軍用機
だったのだろうか。 彼らが基地としている英領ディエゴガルシアは
モルジブの更に南の島。 中東作戦には遠すぎる。

政情不安定なパキスタン、アフガニスタン、そしてその他の
中東の国々の有事に備えてオマーンやインドのあたりの飛行場というのは
是非とも使っていきたいところだろう。


アバヤ

似た響きの、平和な世の中に祈りをこめたカバヤ製菓ではない。 
これがアバヤ。
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女性の外出着。 

いつの日か、再び海を越えてオマーンに妻を連れて来よう。

でも妻にはこれを着せないと外を歩けない。アバヤを着るのを
とても嫌がる妻の顔が目に浮かぶ。 着てしまえば人目を
気にせずに居られるので意外と気持ちが楽になるものらしい。
なお、オマーンはサウジのように目だけ出すというところまでコードは
厳しくなく、顔は全部出していてもよいようである。
インドでも売っているので買って日本で着せて予行練習させるか。
ついでに私もオバQスタイルになって二人で伊勢丹でお買い物?
多分人が避けてくれて歩きやすいだろうな。


オマーンでお酒

宿泊したホテルでは午後2時からバーがOPEN、昼間からお酒を
のむことができる。夜7時からは赤坂ニューオータニのあれと同じ、
いかしたTrader VicksもOPENする。 

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でも今回の短い滞在中、お酒を飲みたいという気持ちにならず、
殆ど水と野菜だけで過ごした。 

人は気持ちの高揚さえあれば酒も要らず水ときゅうりと人参だけでも
過ごすことはできるのだ。 

ともあれお酒を飲める自由があることは外国人にはありがたい。



マスカットですし。

インドで事業を立ち上げ、妻がインド人だという
英国系カナダ人から、「ここのすしは美味いぜ!」と聞いた。
すしという単語に惹かれ、Qurmのショッピングセンターの
すし屋に来てみた。 
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あはははは、笑ってしまうくらいのものだった。 
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水っぽい。これならデリーの田村の方がいい。
日本人は特別に魚にうるさいのよ。
英国系の人は技能にかけては腕のいい、職人肌が多いが
舌は信用してはいけない。



マスカットでマスカット

白ブドウはレバノン産のしかないと聞いて断念。残念。
でも、既に述べたように、マスカットというアラビア語の
意味は「良い港」というほどの意味らしいから、別にここが
ぶどうのルーツというわけでもない。おいしい鶏肉の名古屋コーチンも
インドのコチンとは関係ないらしい。
有名な品種はマスカットオブアレキサンドリアなので、エジプトが原産?
そういえば日本には最近岡山だけでなく、恵比寿にもいい港があるのか?


シェル・オマーンのガソリン価格


産油国オマーン。掘ればほぼポンプ代の電気代だけで原油が出てくる。
それを脱硫し精製した中でも軽質なものがガソリンである。

いったい産地での価格はいかほどなものだろうか。
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借りた時の燃料計が75%を指して満タンでなかったので
返却するときに自分の走った分、10リッターだけ入れてみた。 

・・・1.2オマーンリアルであった。 

日本円換算で310円? 1リッター31円か!

スタンドへの卸値は22円ほどとのこと。 本当に飲料水より安い!

日本は税金が半分以上とはいえ、輸送費や人件費が高いので160円まで
価格が跳ね上がる。 ちなみにタイでは1リッター122円ほど、
インドでは115円である。
円安で日本ではこれからもっと値上がりするのか。
やれやれ。 物価が高い日本は住みづらい。

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