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ムンバイ生活(レストラン海宝の話) [天竺編]

月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり。 

何をしようがしまいがとにかく時間は流れ、馬齢を重ねていくことにかわりはない。
早いものでこの夏で在印日本人生活も8年目を迎える。

芭蕉ではないが、「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘われて、漂泊の思いやまず」という
思いは、塾生活に飽き飽きして日曜の四谷大塚にいくふりをして自転車で奥多摩や高尾山に
行っては親にばれ、大目玉をくらった小学生の頃からまったく変わらないものがある。

しかし、最近とみに仕事が忙しくなってきたものだから、まったくどこにも身動きが取れない。
そもそも週末に働く上司がどんどんメールしてきて、下手をすると週末の間に返事をしないと
機嫌が悪くなりかねないものだから、サラリーマンとしては気を遣って遠出ができなくなるのである。

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・・・でも余り機嫌悪くなさそうな今月の仕事風景。

そんな中でもやはり新たなチャレンジや新しい河岸にできるだけ出かけるように心がけている。

ムンバイも変われば変わるもので、アラビア海沿いの高級住宅地のジュフという場所に
ことしOPENというしゃぶしゃぶ屋を見つけた。 その名を海宝(ハイバオ)という。

ただし、週末にそこに行くには少し気をつけねばいけない。
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大物俳優の家があり、毎週末6時頃に大渋滞が発生するのだ。

その俳優の名前はアミタブ・バッチャン。

彼の週末の家が海岸沿いにあり、午後6時過ぎには食事に出かけるために家から出てくる
ことが多いというので、インド人野次馬がいつも数百人から群れており、道路はいつも大渋滞。 

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道路に溢れるな、渋滞するから・・・
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で、ジュフ飛行場の滑走路の海側の端にかじりつくように建つその店に
どうにかたどり着く。
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まずはメニューをひろげてしゃぶしゃぶのスープと具を選ぶ。

そを選び、運ばれてくるのを待つ間に楽しみなのがこのソースバー。

醤油、豆板醤、ニュクマムやエゴマ油などのソースベースと香辛料を山盛りで
何種類も取り皿に盛って、コンビネーションを変え、自分のお好みで
食べられるのがこの店の最大の売り。
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待つこと暫し、ムンバイには珍しき、しゃぶしゃぶスチームボートの登場!
魚に肉に野菜が可愛らしく盛られている。 ちょっと日式料理風。
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でも、ムンバイ南部の金陵(カムリン)よりも絶対においしい。
お勧めの一軒!



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