KISS ! [音楽とAudio]
秋に日本に戻った時にテレビを見ていたら、民放で流れるのは全てが見たこと無いCMばかりで
とっても新鮮。 中でも放送レンズ製造のC社の民生用品のCMで、ブランドネームと掛けて、
子供達が歌舞伎の隈取をして往年のロックグループ「KISS」の真似をしていたのが印象に残った。
その記憶があったためか、ソウルに戻って久しぶりにKISSを聴く。 廉価版ベスト。
2枚組で1000円です。 (但し10月時点でのマニラ・マカティー地区正規価格)
東方神起、ピ、V6と中島美嘉と平原綾香の日韓友情公演に行く [音楽とAudio]
噂の韓国アイドルユニット、東方神起が出るというので蚕室の総合体育館に行く。
アイドル系コンサートは16年前の福岡サンパレスでの銀河鉄道コンサート以来だ。
韓日友情コンサートと銘打った無料の公演。 無料なので寒空に1時間待たされても文句は
言えない。 しかし、零下の気温の中での立ちんぼは身体にこたえた。
ソウルの土曜日 東京フィル 庄司紗矢香氏 [音楽とAudio]
朝に洗濯機を回し、ご飯を仕掛けてからウォルマートでお買い物。 キャベツと水と海苔を買う。
昼間にシステム図面のチェック。 うーん、私がスタジオ設計の赤ペンZ会の先生になるとは
思わなかった。 皆やる気があって一対一で話せば優秀なんだけど、実際にやらせてみると
ボロボロ。 何で細かい仕事が苦手なんだろう、ここの人たち。
・・・・気を取り直し、その後、久しぶりに音楽を聴きにいく。
東京フィルのアジア公演ツアー、ソウルでの演奏会。 ツアーも日本国内を回った後、上海・釜山な
どを経て、殆ど最終盤。 演奏が練れてきていい面と、疲れ果てて力が無くなってきた面、さてどち
らの目が出るか? 演目はショスタコの5番と、庄司紗矢香氏とコ氏のVとCのブラームス弦楽協奏
曲。 場所は世宗文化会館。
地元開催で舞い上がったか、C独走。そしてそれに対する強い庄司氏の個性。合わないよなぁ・・・
しかし、庄司さん、すごいバイオリンのテクだ。 妻よりうまい。 そして妻より生意気そう。
難しいところはさっと弾き、簡単な所はよりいい音を出そうとする。 前向き、かつ上昇志向。
素晴らしい。 こうでなければ世界で太刀打ちできないだろう。
東フィル+チョンさんのショスタコは木管が頑張って、できは良かった。
金管のおじさんが顔を真っ赤にして最後を締める。
セカンドトップサイドの弦が切れ、楽器を後ろから送って取り替える。 他の人の楽器で弾いても
大丈夫なのねぇ。
レセプションに招待された為出席。
チョン・ミュンフンとチョン・キョンハ ソウル芸術の殿堂 [音楽とAudio]
来週末の東京フィルのソウル公演(庄司紗矢香のブラームス+ショスタコ5番)に行くことになった。
場所は私もステージで歌った、あの世宗文化会館大ホールだ。
そのため、今日はチョン先生の演奏の予習。
彼のCDを買いにソウル・芸術の殿堂・コンサートホールの売店へ。
ここは美術館・国楽院・書道博物館・オペラハウス・アーカイブセンターなどの集まる複合施設。
阿佐ヶ谷 蕎麦 庵(いおり) と阿佐ヶ谷ジャズフェスティバル [音楽とAudio]
妻と11回阿佐ヶ谷ジャズストリートフェスティバルに行った。
駅前のビッグバンド系のジャズは苦手。 もう上海の夜でおじいさん達の演奏をたくさん聞いた。
そして・・・宇崎龍童はジャズじゃないんだよぅ!
B&Wノーチラス800試聴 [音楽とAudio]
ついこの間モデル代わりしたばかりのB&Wのノーチラス。
旧型の新品在庫が128万円でここで買えたとのことで、その際にアンプとSACDプレイヤーも
入れ替えたNさんのシステムを試聴するのが今回の訪比目的。
しかし、この安い価格。(絶対価格は決して安くはないが・・・相対評価で) 日本での総輸入元の
マランツ社のB&Wスピーカーへの値付けの高さには恐れ入る。
ヤルヴィ チャイコフスキー交響曲6番 SACD [音楽とAudio]
今となっては巨匠の一人になったヤルヴィ。 もう70歳近くになるはず。
朝、ムラビンスキーの研ぎ澄まされた悲愴を聴いていたら、その弟子のヤルヴィ盤も聴きたくなって
COEXでSACDを購入。 今日は気分がなぜか悲愴な日曜日。 2CVと別れたからか?
ポリーニ モーツァルト B&W シグニチャー805 [音楽とAudio]
高校生の時にカセットテープで演奏を聞いてからずっとポリーニのモーツァルトピアノコンチェルト
が好きだった。 WPOという最高の舞台でベームの円熟と天才が出会う名盤。
天才を感じさせるその鋭く流れるような演奏。
ヒラリーハーン SACDのこと [音楽とAudio]
最近様々なジャンルのSACDを買った。
SACDは確かに音がいい。 しかしそのフォーマットには内包する問題がある。
それはいい再生装置でないと普通のCDとの音質の差がくっきりと浮き出てこない事だ。
アンプはデジタル化によって相当安くなるだろうが、スピーカーはサイズや材質、仕上げで
音が変わるので低価格化は難しいかもしれない。 ということは折角あれだけ技術的にも、
聴感上も素晴らしい特性のを持つSACDフォーマットの普及はまだまだ大人の贅沢の
域に属するものなのだろうか・・・・と思っていたら! PS3がSACD再生に対応というではないか!
偉いぞソニー! LSIも相当入れ込んだ能力のものを使うらしいし、音質も期待できそうだ。
ソニーとフィリップスはフォーマット商売で儲かる限り、お客さんを裏切らない!
これは今後もソフトの数を期待できるぞ! 安心してつき進もう!
・・・ともあれ、音楽は音ではなく、演奏だ。
ここ一年の中で買ったSACDクラシック盤の中でのかなりのお気に入り。
ヒラリーハーン!
これはいける。 才気走った、ダイナミックでキレのある演奏(録音?)は非常に気持ちがいい。
最近の中では一番のヒット。 グラモフォンのHPでは彼女が演奏する様子をビデオクリップの
ストリーミングで見ることができる。 まさに21世紀の天才を見る感動で一杯。 この土曜日には
木村佳乃という女優さんが来るのだが、これほどの感動はきっと・・・って人間を較べちゃいけない。
尚、私はまだモーツァルトまでの音楽しか基本的に聴いていない。 好き嫌いが激しくて
いけないことだし、それは人が生きる上で楽しいものが少なく、損をしているとも云えるのだが、
古典といわれるようなところまでしかドイツ音楽には感性がついて行けないのだ。 それでも
何故か北欧・東欧民族楽派は好きなのだから、人の好みってどう云う過程を経て形成されるのか
判らぬものだ。
夜が更けたので、上司のSさんに教わった、コルトレーンのバラード聴きながら一杯やって寝よう。