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マークレビンソン B&W フライングモール デジタルアンプのこと  [音楽とAudio]

マークレビンソンをシステム導入してから、いい音を楽しんでいるんだか音楽を楽しんでいるんだか
分からないようなAUDIO生活が続いていましたが、2年が過ぎてマークの長短所も受け入れるよう
になり、やっと落ち着いて音楽を楽しめる心境になってきました。 

システムを新しくすることはお金が掛かります。 前回は一気にスピーカーとアンプを交換し、
x8 2CV程度の資金を投入しました。 しかし、それだけの意味がありました。
その投資によって全ての手持ち音楽コンテンツ資産が再び活きて来たのです。

今までの機材の性能では聞こえなかったレベルの音が聴こえてくることで、現有のCDやSACDの
全部を聴き直す気になります。 息遣い、弓のすべる音、場の雰囲気まで、録音技術者の意図した
ものをCD、SACDの実力通りに伝えてくれます。 

SACDフォーマットの実力は群を抜いていますが、しかしそれに較べても、普通のCDの盤一枚に
籠められた録音エンジニアの想いと情報のなんと多い事!


ここ1年のリファレンス盤 アナ・カラムのブルーボサSACD CHESKY
5m先に、まさに彼女が居る音場感は驚愕もの!
設置した805シグニチャーの特性にも合うようです。

現在のAUDIO界に横たわる問題はそれらを引き出し、楽しむためには相当な資金を機材に投資し
なければならない点です。

今後の見通しですが、「デジタルアンプ」の普及によってもっと音楽が美しく、安価に聴ける時代
がもうすぐそこに来ています。 アンプだけ2004年の放送機器展のFLYING MOLE(フライング
モール)のブースで買いました。フライングモールとマクレビ、時代は8年、価格が40倍違います。
しかし、自分のシステムにつないで組み替え、比較試聴しましたところ、充分比較の対象となり、
驚愕致しました。

デジタルアンプは素直に盤の音を引き出します。 
それはMP3などの携帯性のある機材でお手軽に音楽をいつでもどこでも、という方向性とは
まったく反対の位置にある、一部の大人の贅沢趣味とされていた高音質オーディオの世界を一気に
現在の10万円コンポレベルの手軽なものに引き寄せることになるでしょう。 
ゆくゆくはアンプはスピーカーに内蔵され、プリやメインのアンプはAUDIOに要らなくなる?
・・・今後はその普及をやろうかなぁ。 仕事としても楽しそう。 聴けば分かる・・・


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コメント 6

ぐっち

マークレビンソンですか。
私も、オーディオマニアのはしくれですが、そこまでできるお金も、場所もないので、うらやましい限りです。

少し前に、日本橋のオーディオショップで、オンキョーのデジタルアンプを試聴しましたが、なんか冷たい感じで、同時に比較試聴したマランツの5,6万円のプリメインアンプの方がよく思いました。それで、デジタルアンプの印象はあまり良くないんですよ。
フライング・モールというメーカーは、初めて聞きましたが、そのデジタルアンプはよさげですね。機会があったら聴いてみたいと思います。
by ぐっち (2005-05-29 11:02) 

izumi

こんにちは!
昨日、ソウルのヨンサンという電気街でB&W 802Dの試聴をしてきました。
新型ダイヤモンドツイーターはエネルギーと繊細さの両方で旧型を圧倒していたのには驚きました。
最初JEFローランドのアンプ+LINNで駆動し、そのあとSACD再生をエソテリの420万円のものに替えて貰いましたが、JEFの音は流石にデジタルアンプの
透明感をいい方向に活かしたもので、FLYING MOLEに通じるパワーを感じました。FLYING Mは電源部だけにお金を掛けた設計だそうで、その安さといい、恐るべきレベルです。 いやぁ、マクレビ、もう売って、安価なデジタルアンプに行こうかと真剣に考える今日この頃です。 時に、JEFは韓国で買うと安いですよ! 日本市価よりの20%は安く買えます!
by izumi (2005-05-29 11:50) 

ぐっち

旧型のノーチラス802は3年くらい前に試聴したことがあります。
クールで音数が多く、楽器の場所が手に取るようにわかる音場再現は、すごいなあ、と思いました。今回のモデルチェンジでさらに良くなったようですね。
一時期、ノーチラス803を入れようか、だいぶ検討した時期があったのですが、熊本に来てから、マーティン・ローガンを聴いて、衝撃をうけ、結局、同社の静電型フルレンジスピーカCLS-1を入れました。それにつられて、アンプが十分スピカをドライブできていないことに気づき、プリアンプにゴールドムンドのMIMESIS SR、パワーアンプにスペクトラルのDMA90を導入、落ち着いて聴けるようになりました。

さて、今日、常連のオーディオショップにいったので、フライング・モールについて聞いてみました。話によると、ヤマハの元技術者が創った会社で浜松に本社がある日本のメーカーらしいですね。他社のデジタルアンプに比較すると値段的には抜群に安価なようですが、実際にショップの社長も聴いたことがないので、なんともいえないとのことでした。

それにしても、B&W、ジェフローランドとリンを組み合わせて試聴できるとは、珍しいですね。通常のリンショップでは、部屋も専用にして、リンの製品同士の組み合わせしか聴けないようになっているのが普通だと思ってましたけど。
by ぐっち (2005-05-30 00:07) 

izumi

ノーチラス、最近の音造りとしては分析的でCOOLでシャープですよね。
でも、やはり802サイズになると背面のスペースも考えますととてもとても家には・・・
韓国のAUDIOショップは混売でして、云えば何でも扱います。 ただ、基本的には売れ筋を集めており、B&W、ソナス、JBL、タオック、SYSTEM7などを中心に、LINN、TEAC、DENON、マランツ、マッキン、マクレビ、JEF、ハルクロなどを多めに揃えています。 一緒に聴きに行った人が恐らく802Dを買うと思いますので、その際にでも扱い商品の画像を記録しておきます。 ゴルドムンドは流石に専売ショップでのみの扱いです。 昨年CDもって行ってじっくり聴き、JOB含めて下から上までのすべてのラインが凄い音で、たまげました。 高すぎてとても・・・・なお、私のマクレビは中古で人から譲ってもらったものです・・・ FLYING Mの社長と話す機会があり、「いずれはアンプはなくなる」と豪語されておいででした。 聴いてみて・・・・思わず転職を考えました。 
by izumi (2005-05-30 21:10) 

DEぴょん

blog始められんですね。マクレビに反応してしまいました。
いいですよねえ、聞いたことはないけど飾りたい。Σ(^∀^;)
カウンターポイントとかもそうですが、ルックスのいいやつってあこがれます。
まあ、家の部屋には合わなすぎなんですが...。Σ(^∀^;)
by DEぴょん (2005-06-05 11:10) 

izumi

ぜひ聴きにきてください。
でも、これからはデジタルアンプだと、悟ってしまった・・・・
by izumi (2005-06-05 13:19) 

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