インド国民車 ついに生産終了

いつかはこの日がくることは分かっていたのだが切ない。

インド国民車として長らくインド人に愛されてきたヒンドゥスタンモーターの
アンバサダーがついに生産終了となることになった。　
実際にはもう生産ラインは先月末に終了したらしい。

モーリスの型をつかって今時加工性能の悪くすぐ錆が出る冷延鋼板で
独特のまあるいボディーを形作られてきたアンバサダー。　過去には
インドの工業製品の象徴でもあった。

新車で欲しかったのに、買う間もなく突然生産中止するなんてひどい・・・

ついこの間にも仕事でいった政府機関のここの庭にはたくさんアンバサダーが
鎮座ましましていた。


いい面構えだなぁ。


今や新車で生れ落ちながらにして既にクラッシックカーに属するという
自動車は中々無くなった。　

2CVがなくなり、ルノー4が生産中止、ミニが生まれ変わってしまったあとは
もうフォルクスワーゲンタイプ2のブラジル生産と、走る化石のこのアンバサダーだけ
だったのだが。

この光景もあと数年で見納めかと思うとしんみりしてきた。

・・・いや、見れなくなるよりその前にインドでの仕事から次に行かねばな！
もうここにも6年、人生の10％以上をはるかに超えて暮らしているのだもの。
キムチの国からカレーの国を経て、その次は目指せトムヤムクンの国！

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コメント 1

トムヤンクンの国に、アンバサダーを買って持って行きましょう。
by 必殺料理人 (2014-06-26 23:11)