楽園の朝の雨

雨にけぶるセントーサの朝の風景。

シャングリラ（楽園）という名の一級ホテルも開業当時から較べると少し古くなってきました。
創業当時はSIN第一のリゾートでした。　こんな明るいセントーサ島ですが、63年前、東海岸で
当時進駐してきた日本軍が多くの捕虜を便衣として・・・・という歴史もあるそうです。

今では日本の専門学校の修学旅行の団体客が泊まります。

そんな学生さんたちをうらやましいと思いつつも我々は背広にネクタイ。　暑くて泣くタイ。

最近は地球温暖化の影響なのか、日本も亜熱帯化した気候になってきたそうですが、
鹿児島以南の地域や小笠原を除いては中々「南方」の雰囲気が濃くありません。　

フーテンの寅さんに憧れ、日本全都道府県を最低二回ずつ風来坊として訪れることができたの
ですが、色々回った中、仕事で那覇に一年弱住んで以来、南の島とそこに住む人たちの
生活に惚れこんでいます。　

そのライフスタイル、のんびり。　あくせくしないでも生きていけるっていいなぁ。

夕方になって雨の上がった同じ風景。

海水浴場に並んで配置された島々の姿は人工的ながらも、マラッカ海峡方面沖に停泊中の
たくさんの船たちがのんびりした南国の風景に彩を加えています。

夜になってインドの友人とはじけました。彼はデニッシュさん。香港在住のエンジニア。
6年来のお友達。

　
よく飲んだ夜でした。