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2CVで釜山からソウルへ、京釜高速道路をドライブ。 [2CV & Citroen]

船の中でテレビをつけっ放しにしたまま眠りこけてしまった。

夢を見た。
何故かベッカムと一緒にスポーツバーでビールを飲んでいるというもの。

ベッカムのしゃべる英語が聞き取れず、会話に苦労したが、周りを若い女性に
囲まれているというもので、これは夢としてはいい方の部類に入るだろう。
どうも眠っている間に行われたENGLAND戦の実況中継が頭の中に侵入してきたようだ。

考えてみると恐ろしいものがある。 寝ている間一晩中何か囁かれたらそれが脳裏に刷り込まれて
しまう性質なのかもしれない。 もしくはこの性向を利用して睡眠学習でもやるか。妻に一晩中枕元
でマレー語のテキストでも読んでもらい、一晩寝たらあらら、基本会話がしゃべれるように・・・なんて
甘いか。 そもそも妻は宵っ張りだが、きっと時給は高いに違いない。

それにすっかり寝入ってから「奥さんを大切にしないとバチが当たりますよぉー、さぁ、奥さんにたく
さん何でも欲しいものを買って差し上げなさい、ほーら、ほら、広―いお家が買えるように一生懸命
働けば、きーっと幸せになりますよぉー」なんて刷り込まれたら、それはそれで幸せな人生なのだろ
うがちょっと怖い。 ちなみにかつて一度、逆にこうした睡眠時への刷り込み攻撃を妻に仕掛けた事
があるのだが、まだ完全に寝入っていなかったようで、「うるさい、寝られません。」の一言で撃退さ
れたことがあった。

それはそうといつもの様に釜山到着。 フェリーでの到着も、もう5回目ならば最早慣れにけり。
 
フェリーの船倉から朝8時に出車。 

税関もイミグレも8時半まで開かないので暫く待つ。

入国審査後、車輌の通関を税関で済ませ、まずは保険への加入手続き。

そして保税地域の外に出る。

釜山の町の雑踏を避け、高速道路まで自動車専用道で移動。 
いよいよソウルまで400kmあまりのドライブの開始。 農村風景と山地を抜けてひた走る。

既に何回となく走った道だが、いつ走って変化に乏しい道じゃ。 
しかし、車同士のせめぎあいの弱肉強食ぶりはタンザニアのサバンナ以上。  
決して油断はできない。

日曜日の午後はソウル近くで渋滞するのでわき目も振らずどんどんソウルまでの距離を詰める。


途中の休憩所で一回だけ休んでガソリン給油。 1リッター190円は高いがこれは仕方が無い。

2CVのエンジンは快調に回る。 かなり順調に走る。


こんな速度でどんどんいければ快適・・・・この白い2CVはエンジンがアタリの車体だが、
それでも巡航はメーター読みで110kmを保つ程度がメカには負担を掛けない限界と思う。 
尚、この高速道路は一部80km、一部で110km制限となっている。

ソウル近くで案の定渋滞につかまってしまった。

仕方が無いので焦らず音楽を聴きながらのんびり行く。
しかし、幸い局所渋滞だけで、数十kmという日曜午後名物の渋滞は避けることができた。

キフンまでくればもうすぐ。

キフンとは漢字の表記できっと「起興」と書くのであろうか。この町を開発する時に産業の振興と
国家の発展を祈ったのであろうが、当時のキブンを知る事ができる。 今ではこの地域は工業団地
に工場が立ち並び、めざましい発展を遂げている。 たいしたものだ。資源も何もない国が、
ここまで経済発展を遂げたのだから。

ソウル到着!

ストレス無く走りきる。 いつもながら思うが、2CVは本当に素晴らしい信頼性の自動車だと思う。 君となら、フランスまでだって走れると思う。 
その前に北朝鮮の国境を開いてもらわないといけないけれど。

釜山から450km近く走っての高速料金は9,050KRW=1,050円あまり。 安いなぁ。 韓国も日本も
土地の価格はさほど変わらないのだが。 この価格差は日本の高速道路公団が親方日の丸で
真面目に入札を?のせい?? 


意外に江南まで早く到着できた。所要5時間20分。日曜の走行としては最短新記録!
ここまでくれば最早今宵の宿まではすいすい。

到着!

下関で買ってきた大好きな「大七」で、ソウルまでの無事到着を祝って乾杯! 
これからまたよろしくね、2CV君!


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