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ムンバイ行 AC二等座席 [旅は道連れ世は情け]

海の近くで仕事を終えてムンバイへ。

夕方5時50分発の特急列車に乗る。
30分前に駅に行って聞けば、駅員は胸を張って"Yes, on time!"という。

それじゃぁとプラットホームに降りて待つのだが、予定の時間になっても
それを10分過ぎても・・・30分過ぎても・・・列車は当然のように来ない。

こうこなくちゃインドじゃない。 そう、これでイーンディア! 
もう慣れたけど・・・でも、何時おうちに帰れるんだよぅ・・・

マンゴーの名産地、ラトナギリの駅。
列車の代わりにたくさんのこれがプラットホームと鉄路に往来する。
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ホームの上だけでなく、

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線路にも野良牛。 ぷうらりぷうらりと漂いながらゴミを漁っている。
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ここは牛の棲家か?
あ、これぞ牛のぷらっとHOME?


日本では平安の昔、牛車としてこれも乗り物に使っていたんだろうけれど、
これに乗って帰ると多分ムンバイまで2ヶ月くらい掛かる・・・

待ちくたびれてきた列車を待つインド人がKONKAN鉄道会社の
インフォメーションに電話を掛け、その結果を皆に伝える。 
「50分遅れだって・・・」

そうか、インドの鉄道では1時間以内はON-TIMEなんだ。

特急列車は55分遅れてやっと到着。
乗り込んだ列車の中では何故か周りの老若男女がマサラを塗ったきゅうりを食べている。

あたり一面にぷーんと漂うきゅうりの匂い。
しゃりしゃりときゅうりをかじる音が時々ハモっている。
 
・・・何だこれは・・・・新興宗教か?

どうも駅到着の前に安売りのきゅうり売りが車内販売を行ったものらしい。


いったいインドの列車は庶民の乗り物なので安価な飲食物の車内販売が
頻繁に往来する。

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トマトスープ、チャイ、弁当、商品を肩に担いだ飲み物売り。いいなぁ。

暇をつぶしたいのは皆同じ。 前の席からちらちら顔出す子供と遊ぶことにした。

指を使った影絵のカニとかカタツムリとか狐とかワンワンとか、まさに子供だまし遊び。
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最初は口あけてすごく楽しそうにしていたが


だんだん飽きられてきた・・・ 
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そういえば妻にもあき(れ)られて居る可哀想な私。
・・・女って皆そうなのね、ぐすん。

55分遅れてきた列車はムンバイ到着までに15分挽回して40分遅れで到着。 
到着は12時を過ぎていた。

少し疲れた。 

週末は一息ついて好物のそばを食べに行くことにした。


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