2CVでふらつく夜のソウル [韓国生活]
普段はお酒を呑んでいるので夜に運転はしないのだが、今晩は何故か街をふらつきたくなって
酒を断ち、あてどもない小ドライブに出た。
龍山区 漢南洞 鮎（ウンノ）を食べさせる店があると聞き、探してみた。
・・・・鯨料理とナマズ料理の店しか見つからなかった。
江南区 ノンヒョン洞 コルモクギル この近くには永東市場があり、うまい店が多い。
雑貨屋のおやじさんが、SBS ファッション70sHD放送版を見ていたのが嬉しかった。
じりじりと視聴率を上げて、今週は26%までいったらしい。 30%超えたら一回スタッフパーティーを
やるだろうから呼んでもらおうっと。キム・ミンジョンとチュ・ジンモは人づきあいが好いらしいので
会えるかもなぁ。
さて、行ったのはネオン街ばかりだが、別にネオンが恋しくなった訳ではない。
ネオン的にはいつか 「もっと凄い画」 をUPする予定・・・・決死撮影・・・・いや、妹も時々
これを見ているから止めた方がいいか。
それはともかく、少しだけ2CVと一緒に過ごしたかっただけだったのだ。
ソウルの荒れた路面を乗り越える時の柔らく、しなやかな感覚、江南大通りを加速する時の
床も抜けよとフラットアウトで加速する享楽感、家の近くの坂をあえぎながら一段高いギアで
登っていく時の人車の一体感、それら全てが生きているって楽しいなぁ、と云うみずみずしい
感覚を取り戻させてくれる。
この車には所有者を恋しくさせ、人を和ませる不思議な魅力が備わっているような気がする。
少し乗っていないと一緒に散歩に行きたくなるし、乗れば夏の暴風雨の日でなければ、
否、暴風雨の時でさえ不安を車と共有し、一緒に人生の思い出を分かち合える。
だって、車と一緒に樹木の陰や軒下で雨宿りするなんて2CVみたいなホロ（ボロではない！）
の屋根でなければありえないもの。
街に出ていると、人に指差されて笑われる事が多い。 でもそれだって人を指差して笑う側に立つ
ことよりもずっと素晴らしい、街に夢と笑いをふりまく奉仕作業なのではないかとも思う。
今年はDSuperに少し浮気するかもしれないけれど、2CV君、私と仲良く遊んでくれい。
５８８のアップデート、宜しくお願いいたします。
by 海南鶏飯 (2005-07-13 19:01)
チキンライスさま、ご無沙汰しております、izumi氏の子分のIです。
izumi氏が今までどんなに忙しくても続けてきたブログの更新を、今週はできないほどお仕事に熱中しているらしい･･･と言うことで代わりにお返事を。詳細はいつかizumi氏が報告してくださるでしょう。
588ですが例の禁止法施行以降、他のエリア(龍山、ミアリ、千戸、永登浦等)同様、店の灯りは半分くらいになりました。以前は通りの両側が明々として「通り過ぎるだけ」でもいい観光名所でしたが、最近はウラ寂れた感じが濃厚で、歩いていると「オレ、こんなところにいていいのか？」と思わずオノレの生き方に思いをいたしてしまうほどで、バッドトリップ一歩手前といった感じです。
職を失った夜の蝶ちょさんたちは日本に行ったり、東南アジアに行ったり･･･先日はLAで大量に検挙されていました。かわいそうに。一部はうまい具合にさらに深い地下に潜った、と聞いていますが、牧師の私には何のことだかよく分かりません。何でも何の看板もない建物で、夜になると看板を積んだ軽トラが店の前に停まるのだとか。何度も言いますが私には関係のない話ではあるのですが。
by I牧師 (2005-07-15 12:03)
I牧師さま、こちらこそご無沙汰しているうちに、ご栄転の報をいただきました。ストレス･フリーの新天地で、前赴任地仕込みの、信者の手篭めにいっそうの磨きをかけられんことを！
お疲れ様でした。
by 海南鶏飯 (2005-07-18 18:43)