ヒラリーハーン SACDのこと [音楽とAudio]
最近様々なジャンルのSACDを買った。
SACDは確かに音がいい。 しかしそのフォーマットには内包する問題がある。
それはいい再生装置でないと普通のＣＤとの音質の差がくっきりと浮き出てこない事だ。
アンプはデジタル化によって相当安くなるだろうが、スピーカーはサイズや材質、仕上げで
音が変わるので低価格化は難しいかもしれない。 ということは折角あれだけ技術的にも、
聴感上も素晴らしい特性のを持つSACDフォーマットの普及はまだまだ大人の贅沢の
域に属するものなのだろうか・・・・と思っていたら！ PS3がSACD再生に対応というではないか！
偉いぞソニー！ LSIも相当入れ込んだ能力のものを使うらしいし、音質も期待できそうだ。
ソニーとフィリップスはフォーマット商売で儲かる限り、お客さんを裏切らない！
これは今後もソフトの数を期待できるぞ！ 安心してつき進もう！
・・・ともあれ、音楽は音ではなく、演奏だ。
ここ一年の中で買ったSACDクラシック盤の中でのかなりのお気に入り。
ヒラリーハーン！
これはいける。 才気走った、ダイナミックでキレのある演奏（録音？）は非常に気持ちがいい。
最近の中では一番のヒット。 グラモフォンのHPでは彼女が演奏する様子をビデオクリップの
ストリーミングで見ることができる。 まさに21世紀の天才を見る感動で一杯。 この土曜日には
木村佳乃という女優さんが来るのだが、これほどの感動はきっと・・・って人間を較べちゃいけない。
尚、私はまだモーツァルトまでの音楽しか基本的に聴いていない。 好き嫌いが激しくて
いけないことだし、それは人が生きる上で楽しいものが少なく、損をしているとも云えるのだが、
古典といわれるようなところまでしかドイツ音楽には感性がついて行けないのだ。 それでも
何故か北欧・東欧民族楽派は好きなのだから、人の好みってどう云う過程を経て形成されるのか
判らぬものだ。
夜が更けたので、上司のSさんに教わった、コルトレーンのバラード聴きながら一杯やって寝よう。
某Ｎ響定期でプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲聴きました。若さを感じさせない深い解釈緊張感、天才的なボーイングテク・・・・・ファンになりました。余談ですが彼女の演奏はスタジオ録音のＣＤよりも生演奏かライヴ録音が良いかと・・・・。ライブでは物凄い燃焼度の高いハイテンションな演奏します。（笑）
by Ｔ井 (2005-06-29 20:29)
おぉっ！ 伝説のT井さま。 生ハーンとは実に、物凄く・・・うらやましい・・・
怪しい盤のハイテンションシベリウスが売られているらしいのですがどこで
買えるのか未だ不明です。
MT5速、今年こそ、「売れる色」に塗装し、車検が上がったら遊びに伺います
ので是非またよろしくお願いいたします。
by izumi (2005-06-29 22:57)
ヒラリー・ハーンの出所が怪しい盤見つかりましたが・・・・ステレオライヴ録音録音状態は良いようです。
by Ｔ井 (2005-06-30 20:58)
さすがT井さん！ 蛇の道はへび！ 是非買いたいのですが・・・・
by izumi (2005-06-30 21:28)
少々取り寄せ時間がかかりますが・・・よろしいでせうか？
by Ｔ井 (2005-06-30 22:36)
T井さま：是非ともよろしくお願いいたします！！
by izumi (2005-07-01 22:51)
izumiさんお元気ですか？（＾▽＾
＜PS3がSACD再生に対応というではないか！
そうなんですか！？初めて知りました．．．
SACDは私も欲しいと思っているのですが、J-POPなどでは
生産されていないものが多いので、ちょっと現状は物足りません．．．
ですがクラシックのタイトルは結構あるようなので、
予算があったらシューベルトとか集めようかなと思っています。
サンプリングが3MHz（確か．．．）の音は、既存のCDとは比べ物にならないくらいいいですよね（＾_＾
※ちなみに私の知り合いに、スピーカーコードにマイクロ波用の
ケーブルを使っている人がいます。
なんでも高周波がよく通るのでレンジが上がるのだそうです。
by (2005-07-02 21:39)
MAYさま： こんにちは！
SACDお勧めです！音が違います！クラシックはもっとタイトル増えるでしょう！シューベルト? いいですね！ 冬の旅でしょうか？ 早くそこまでロマンティックな音楽を理解するようになりたい！ CABLEは悩みの為です。 何故あんなに音が変わるのでしょうか？？？ 謎だ・・・・ 私もプリとメイン間は米軍用の高周波ケーブル使っています。 でも教わったから今度STUのケーブル試してみようっと！
by izumi (2005-07-03 00:21)
遅くなりましたが、最近のコンサート評を、
①ヒラリー・ハーンwithシンガポールSO
プロコフィエフのVn協という、渋いというか『知らんぞ、そんな曲』というプロ。HMVでも彼女のCDは無かったので、ミンツ盤をで予習していきました。Gala Premierという割には、シンガポールだからでしょうか、みなカジュアルでした。毛皮のコートとかタキシードとか、無縁ですね。ソロは容姿に似合わず線の太いダイナミックな演奏で、でも弱音もきれいに届く、魅了されました。如何せん曲が曲で、やや盛り上がりには欠けますね。やはりチャイコとかシベリウスあたりで盛り上げるか、ベトでじっくり聞きたかった。アンコールでバッハ無伴奏からサラバンドを弾き、素晴らしい透明感・美音に「ああ、こっちを全曲弾いてくれた方が良いのに」と思った客は多かろう。コンサート・パンフに使用楽器が明記されていないのが、この国の文化レベルの限界か。メインディシュ（どっちが？）はラフマニノフの第二で、有名なさびの部分まで熟睡させてもらいました。終演後、なんと不意打ちでヒラリーのサイン会が！礼儀として売店で即売されているCD買ってサイン貰うのですが、『俺はもうSACDもってるぞーっ』と言ってもねえ。まあ至近距離で『生ヒラリー』とくと拝見いたしました。
by 海南鶏飯 (2005-07-04 10:49)
う、うらやましい・・・そしてここでの生活がうらめしい・・・
ヒラリーハーン、せめて一度でも実際に目にして聴きたいものです。
ところで、SIN明治屋のベトナムのコシヒカリ、韓国米より美味しいのは何故？
by izumi (2005-07-05 18:43)