三たび蓮香楼へ (夜の食事編) [料理]
どうしても夜の蓮香楼の食事を味わいたかったので、もう一度訪問することにした。
但し、中華料理探訪では禁じ手の「一人での食事」となった。
19:30。 やはり・・・混んでいた。 朝よりも多いくらいだ。 計算台まで階段を上がり、
一人分の預定をする。 是一(ヶ)人 !
待っている間に店内を落ち着いて見ていると、雑然とした店の中も、一定のハーモニーで人間が
動いていることが判る。 次々と運ばれていく珍しい皿を眺めながら、「ははぁ、これが香港の
食堂のリズムかぁ」などと考えていたら、15分ほどで空席が出て案内された。
円卓で相席。 ビールは大瓶。 嬉しいが、これで既にお腹が・・・・
どうも注文の傾向を見ていたら、鴨か鶏が名物のようでたくさん出て行く。
しかしじっくりメニューと相談し、前菜の豚のガツがうまそうだったので、盛り合わせと
白米ごはんと牛肉と野菜の炒め物を頼む。 なお、この店には炒飯はメニューに置いていない。
もう一品。 牛肉の炒め物。 酢が利いていてうまい。 砂糖はやや多め。
素直に「うまい」といえる。 価格も安い。 ここは家では殆ど料理というものををしない香港人の
「お袋の味・故郷の味」なのだろうなぁ、と思わせる味。
次は何人かで夜にもう一度来たいなぁ、と強く思った。
考えてみればこの店には私の好きなものが2つ含まれている。
「蓮」と「お香」だ。 だから惹かれるのだろうか?
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