ソウルの土曜日 東京フィル 庄司紗矢香氏 [音楽とAudio]
朝に洗濯機を回し、ご飯を仕掛けてからウォルマートでお買い物。 キャベツと水と海苔を買う。
昼間にシステム図面のチェック。 うーん、私がスタジオ設計の赤ペンZ会の先生になるとは
思わなかった。 皆やる気があって一対一で話せば優秀なんだけど、実際にやらせてみると
ボロボロ。 何で細かい仕事が苦手なんだろう、ここの人たち。
・・・・気を取り直し、その後、久しぶりに音楽を聴きにいく。
東京フィルのアジア公演ツアー、ソウルでの演奏会。 ツアーも日本国内を回った後、上海・釜山な
どを経て、殆ど最終盤。 演奏が練れてきていい面と、疲れ果てて力が無くなってきた面、さてどち
らの目が出るか? 演目はショスタコの5番と、庄司紗矢香氏とコ氏のVとCのブラームス弦楽協奏
曲。 場所は世宗文化会館。
地元開催で舞い上がったか、C独走。そしてそれに対する強い庄司氏の個性。合わないよなぁ・・・
しかし、庄司さん、すごいバイオリンのテクだ。 妻よりうまい。 そして妻より生意気そう。
難しいところはさっと弾き、簡単な所はよりいい音を出そうとする。 前向き、かつ上昇志向。
素晴らしい。 こうでなければ世界で太刀打ちできないだろう。
東フィル+チョンさんのショスタコは木管が頑張って、できは良かった。
金管のおじさんが顔を真っ赤にして最後を締める。
セカンドトップサイドの弦が切れ、楽器を後ろから送って取り替える。 他の人の楽器で弾いても
大丈夫なのねぇ。
レセプションに招待された為出席。
ミーハーな私は手にしっかりとサイン狙いでチョンミュンフン氏
のCD2枚とペンを握っている。 残念ながら、庄司紗矢香氏のパガニーニを始めとする盤は韓国では
売っていない。 演奏会場で販売しているかと思ったが、日本文化開放の遅れている国、やはり
売っていなかった。 チョンさんのコンパイレーションしかない・・・・残念。
挨拶をするチョンさん。
しかし彼は指揮そのままのように情熱的に会場を挨拶しまくって忙しい。
次期韓国大統領選挙に野党から出ると見られるソウル市長とお話、その後たくさんの人と挨拶。
結局20分ほどで市長を追っかけて出て行ってしまった。 あぁ。
でも、小さな天才少女と一緒に写真を撮る。 身長差25cm以上あったなぁ。
いい記念になった。 非常に前向きの女性で、腰の引けたツーショットになってしまった。
背中には1億円以上とも言われる高級バイオリンが背負われていた・・・それにもびびる。
チョンさんは、確かパリ・オペラで従業員からのクーデターで締め出されたのでは?日本のオケは国籍問わず優秀な(カネになる)指揮者を迎え入れ、さて韓国のオケはいかがでしょう?
by 海南鶏飯 (2005-11-21 18:21)