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アコンカグア B.C.(ベースキャンプ)にて [登山]

翌朝からBC周りの探索開始。

BCでは太陽光発電による衛星電話回線でインターネットが通じている。
その高層天気予報によれば明日から3日間は頂上部で秒速6-70mの暴風が吹き荒れ、登頂は
無理との事。そのため、天気待ちと高度訓化の為にBC4300mの標高で計3泊する事になった。

キャンプ生活の基本は飲み水造り。
のんびりと沢水をフィルターで濾したり、茶を飲んだりして過ごす。

この非常災害時の携帯水漉しフィルターは5000円近くしたそうだが、まさに「非常」に役に立った。
BCの雪渓の雪解け沢水はそのままのめるとの事だったが、昼には濁り水となり、舌触りもざらざら
して気持ち悪い。 それがこれを使うと透明で見た目にもおいしい水になるので、大変助かった。

東京から17000kmという標識をみつけ、改めてこの地の日本からの遠さを感じる。 
これより遠い場所の地名の標識はなかったのだから。

ホットシャワー設備を発見! 沢水を標高の落差で引っ張ってきてプロパンガスで沸かすもの。
5-6分で10ドルだった。 試しに使ってみたところ、チョロチョロではあったが、ハリウッドシャワーで
BCまでの道中で頭から被った埃を落とし、生き返る。

BCから見る夕方8時のアコンカグア西壁。 頂上は角度の関係で隠れていて見えない。

何故かあっという間に時間が過ぎる。そして夕方になると急速に気温が下がる。 早寝が肝心。 

夕飯に崎陽軒のシュウマイパックを食べて寝る。 隣のテントの中国系オランダ人の陳さんにも
お裾分けした。

次の日はオルコネス谷を隔てて向かいの斜面にある小屋に遊びに行く。

寒い場所だが、施設は日本の白馬山荘なみに整っている。 
シャワールームにはプロパンガスストーブも!

食堂でアルゼンチン・メンドーサ名物のワインを頼む。

おいしい。 しかしボトルも身体も冷えていて、ちっとも酔わない・・・・

食堂の壁に貼られたステッカーの中に2CVみつけ!

K君は米国駐在生活中にもらったGPSを取り出し、ごそごそと設定中。

・・・でも結局使わなかった・・・

ガイドの大男のセルヒオ(2年で過去6回登頂している)と簡単に打ち合わせ、就寝。


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