インド修行始まる [天竺編]
ついにインドに修行に出る日がやってきた。
成田空港の掲示板に自分の乗る便が表示され、それが段々と上の方にあがり、出発の時間が近づく。
不況のあおりか、成田空港はそんなに混み合っていない。
前回の出張で出国カウンターに並ばなくてもいい様、この自動化ゲート登録をしたのだが、
今日は出国日のスタンプがあとになって必要になる可能性があるため、普通にカウンターに並ぶ。
久しぶり、本当に何年かぶりに日本航空の長距離線に乗ることに。飛行機が飛び立って暫くして機内で出されたのはこのヒマラヤの水。
ラベルに何やら書かれているのを読めば、「私は疑うことも知らずにヒマラヤで生まれ、
あなたのもとへ運ばれてきました。おいしく飲んで、お体を大切にね!」ということらしい。
水の味としては・・・きれいで飲めるけれど、味がしない。
・・・・純潔すぎたのねきっと。
「もう少し色々大人の世界も見てからお嫁においで」って言う感じ。
アペリティフはウォッカソーダを注文しました。
昼日中、9時間も狭いところに閉じ込められて、飲まずにいられるかいって! うーい。
ご飯は和食を選択。
只でついてくる食事に文句を言うのは恥ずかしい事なのだが・・・
この、冷たいものと暖かいものが一緒に出てくるのがJALって感じ。
SQやTGでも、Cクラスならば冷たい前菜と主菜の暖かいものは別々に出す。
もちろん、JALの場合は主菜の暖かいものから食べないと思いっきりまずくなることは言うまでもない。
忘れもしない、知っている方が亡くなった85年の御巣鷹山の事故の思い出も含め、ケニアエアーやビーマンや
モンゴルエアーと並んで、もうできれば乗りたくない飛行機の筆頭に来る。
しかし、次回からは安くてもっと乗り心地のエアラインを自分で選べるので決してJALは選択しまい、
と再確認できたので良しとしよう。 KALと比較すれば・・・いいたくないが、私は個人で
お金を出すならKALに乗る。 安全性はどっこいどっこいなら、サービスいい方がいいなぁ。
でもなんだかんだ言っても今年最後のお味噌汁だもの、大切にいただきました。
日本からインド行きの飛行経路は最初はこういう具合に直線的に表現される。
だが、実際にはヒマーラヤを避けて雲南省から山脈の南に出て運航される。
ここの近くには「あれ」がある。
「あれ」は世界最高峰エベレスト。 夢の山。 3ヶ月の休暇と500万円と、十分な体力がないと登れない。
見えるかな? と反対側の通路まで歩いてじっと北方を見つめるが、
今日はネパールは高層まで曇っていてあいにく見えなかった。
飛行高度も14000mと高いところを飛んでいる。
「あれ」が駄目でも、いつかその手前のチョー・オユーは1ヶ月+120万円で目指したいよね、K君!
インドに近づいてくると少し雲が晴れて山が見えるようになってきた。
思いっきりおでこを近づけて睨む。
ナンダデビかな?
・・・えっ?あらら? 何で進行方向南側の方に座っているのに山が見えるんだ?
南極の山か? まさか・・・
マップを見ると、何と日本に引き返しているではないか! ・・・故障か?
ここまで来て戻っても、燃料がもたんだろう・・・
暫くして機内アナウンスがあり、デリー空港が混雑ということで、暫く旋回して時間をつぶすとのこと。
なーんだ。 上空を二周して着陸順番を待って、20分遅れで着陸したのだった。
時が過ぎ、デリー空港はきれいになった。 14年前よりずっと、きれいになった。
そういえば、昼間のデリー空港はハイデラバードに出張に行って以来久しぶりだ。
パキスタン行きもシンガポール行きも、バンコク行きも、北京行きもすべて夜中の発着だった。
3週間前の家探しできた時に寝坊してお迎えをぶっちぎられた運転手はクビになったので、
きちんと迎えも来て無事にホテルにチェックイン。
こうして天竺での修行が始まった。 この、ホテル滞在自体が修行、というのがインドだ。
成田空港の掲示板に自分の乗る便が表示され、それが段々と上の方にあがり、出発の時間が近づく。
不況のあおりか、成田空港はそんなに混み合っていない。
前回の出張で出国カウンターに並ばなくてもいい様、この自動化ゲート登録をしたのだが、
今日は出国日のスタンプがあとになって必要になる可能性があるため、普通にカウンターに並ぶ。
久しぶり、本当に何年かぶりに日本航空の長距離線に乗ることに。飛行機が飛び立って暫くして機内で出されたのはこのヒマラヤの水。
ラベルに何やら書かれているのを読めば、「私は疑うことも知らずにヒマラヤで生まれ、
あなたのもとへ運ばれてきました。おいしく飲んで、お体を大切にね!」ということらしい。
水の味としては・・・きれいで飲めるけれど、味がしない。
・・・・純潔すぎたのねきっと。
「もう少し色々大人の世界も見てからお嫁においで」って言う感じ。
アペリティフはウォッカソーダを注文しました。
昼日中、9時間も狭いところに閉じ込められて、飲まずにいられるかいって! うーい。
ご飯は和食を選択。
只でついてくる食事に文句を言うのは恥ずかしい事なのだが・・・
この、冷たいものと暖かいものが一緒に出てくるのがJALって感じ。
SQやTGでも、Cクラスならば冷たい前菜と主菜の暖かいものは別々に出す。
もちろん、JALの場合は主菜の暖かいものから食べないと思いっきりまずくなることは言うまでもない。
忘れもしない、知っている方が亡くなった85年の御巣鷹山の事故の思い出も含め、ケニアエアーやビーマンや
モンゴルエアーと並んで、もうできれば乗りたくない飛行機の筆頭に来る。
しかし、次回からは安くてもっと乗り心地のエアラインを自分で選べるので決してJALは選択しまい、
と再確認できたので良しとしよう。 KALと比較すれば・・・いいたくないが、私は個人で
お金を出すならKALに乗る。 安全性はどっこいどっこいなら、サービスいい方がいいなぁ。
でもなんだかんだ言っても今年最後のお味噌汁だもの、大切にいただきました。
日本からインド行きの飛行経路は最初はこういう具合に直線的に表現される。
だが、実際にはヒマーラヤを避けて雲南省から山脈の南に出て運航される。
ここの近くには「あれ」がある。
「あれ」は世界最高峰エベレスト。 夢の山。 3ヶ月の休暇と500万円と、十分な体力がないと登れない。
見えるかな? と反対側の通路まで歩いてじっと北方を見つめるが、
今日はネパールは高層まで曇っていてあいにく見えなかった。
飛行高度も14000mと高いところを飛んでいる。
「あれ」が駄目でも、いつかその手前のチョー・オユーは1ヶ月+120万円で目指したいよね、K君!
インドに近づいてくると少し雲が晴れて山が見えるようになってきた。
思いっきりおでこを近づけて睨む。
ナンダデビかな?
・・・えっ?あらら? 何で進行方向南側の方に座っているのに山が見えるんだ?
南極の山か? まさか・・・
マップを見ると、何と日本に引き返しているではないか! ・・・故障か?
ここまで来て戻っても、燃料がもたんだろう・・・
暫くして機内アナウンスがあり、デリー空港が混雑ということで、暫く旋回して時間をつぶすとのこと。
なーんだ。 上空を二周して着陸順番を待って、20分遅れで着陸したのだった。
時が過ぎ、デリー空港はきれいになった。 14年前よりずっと、きれいになった。
そういえば、昼間のデリー空港はハイデラバードに出張に行って以来久しぶりだ。
パキスタン行きもシンガポール行きも、バンコク行きも、北京行きもすべて夜中の発着だった。
3週間前の家探しできた時に寝坊してお迎えをぶっちぎられた運転手はクビになったので、
きちんと迎えも来て無事にホテルにチェックイン。
こうして天竺での修行が始まった。 この、ホテル滞在自体が修行、というのがインドだ。
タグ:インド デリー
おおっ!
旅立たれたのですね!駐在員レポート楽しみにしてますョ!
by niku (2009-01-05 23:23)
そうそう、運転手とは長い付き合いになりますし、想像もできないようなトラブルも起こりますよ。ドライバー関連で、本が一冊かけるほどに・・・。
by なしごれん (2009-01-09 18:43)