カワル インドの7月の聖水汲み巡礼 [天竺編]
一週間前からデリーの道のあちらこちらで花飾りをつけた天秤棒担いだ
巡礼の姿を目にするようになった。
あの人たちは何をしているのだと運転手君に聞けば、「カワル」だという。
そのカワルとは何ぞや、を尋ねたところ、どうもインド各地の自分の住む
地域の帰依するヒンディー寺院のシバ神へ捧げるお清めのガンガー(ガンジス川)
の水を汲みに行く、いわばお水取りの巡礼の儀式をKAWAR(=LOTUS)と
いうらしい。 そしてその時期はいつもモンスーンに入りたてのこの7月なのだという。
後ろが普通のカワル。 水の容器をこのようにして持って歩く。
前を行くのはポスタルカワル。 カバンの中に水の容器が入っている。
女性も歩く。 これはレディーカワル。
彼らが向かう水汲みの場所は二箇所。
聖地Hardwarと更にその上流、ガンガー源流のGangotri。
Har(ビシュヌ神)のdwar(門)といわれる町までデリーから260KMあまり。
UP州の主に農民達がインドサフランイエローの服をまとって往復2週間以上をかけて
歩く姿には心打たれるものがある。
そして日本のお遍路様と似たこんな接待所の風習もある。
主要な道のあちらこちらに接待所が設けられるのだ。
カワル巡礼者達はここで湯茶と食事の無料接待をうけることができる。
家の近くでは道を一車線閉鎖して警察官の保護つきだった。
水を運ぶ容器は決して下においてはいけないとのことで、
竹や木で編んだ棚に立てかけられる。
このくらい大きなカワルだと4人で運ぶ。
また、カワルにはリレー駅伝式の何人かで走ってつないでいくやり方や、96時間続けて
歩いて、あとは自動車で往復する耐久カワルのような方法もあるらしい。
どことなく皆、楽しそうで、昔日本にもあったというお伊勢参りや大山講の巡礼者たちも
かくあったのでは、と思わせる。 来年はHardwarで12年に1回の大祭だというので
自分もカワル一日だけやってみるかな。
巡礼の姿を目にするようになった。
あの人たちは何をしているのだと運転手君に聞けば、「カワル」だという。
そのカワルとは何ぞや、を尋ねたところ、どうもインド各地の自分の住む
地域の帰依するヒンディー寺院のシバ神へ捧げるお清めのガンガー(ガンジス川)
の水を汲みに行く、いわばお水取りの巡礼の儀式をKAWAR(=LOTUS)と
いうらしい。 そしてその時期はいつもモンスーンに入りたてのこの7月なのだという。
後ろが普通のカワル。 水の容器をこのようにして持って歩く。
前を行くのはポスタルカワル。 カバンの中に水の容器が入っている。
女性も歩く。 これはレディーカワル。
彼らが向かう水汲みの場所は二箇所。
聖地Hardwarと更にその上流、ガンガー源流のGangotri。
Har(ビシュヌ神)のdwar(門)といわれる町までデリーから260KMあまり。
UP州の主に農民達がインドサフランイエローの服をまとって往復2週間以上をかけて
歩く姿には心打たれるものがある。
そして日本のお遍路様と似たこんな接待所の風習もある。
主要な道のあちらこちらに接待所が設けられるのだ。
カワル巡礼者達はここで湯茶と食事の無料接待をうけることができる。
家の近くでは道を一車線閉鎖して警察官の保護つきだった。
水を運ぶ容器は決して下においてはいけないとのことで、
竹や木で編んだ棚に立てかけられる。
このくらい大きなカワルだと4人で運ぶ。
また、カワルにはリレー駅伝式の何人かで走ってつないでいくやり方や、96時間続けて
歩いて、あとは自動車で往復する耐久カワルのような方法もあるらしい。
どことなく皆、楽しそうで、昔日本にもあったというお伊勢参りや大山講の巡礼者たちも
かくあったのでは、と思わせる。 来年はHardwarで12年に1回の大祭だというので
自分もカワル一日だけやってみるかな。
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