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砂漠墳墓巡拝・エジプトのジャンクフード [旅は道連れ世は情け]

昨夜は花火と景色を肴にビール一本。
エアコンの効いた部屋でよく寝た。 


天気がいいぞぉ!
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インドから日本、米国、欧州と回ってきてお財布が軽くなってきた。
何はなくともキャッシュが一番。 ホテルのATMでお金をおろす。

ここを先途とじゃんじゃんお金を使ってきたこの旅だが、エジプトはインドと同じ匂いの
する国。 そうなれば支出も締まってくるのがインド在住者。


名物のピラミッドまで暑い中を1Km歩いて汗をかく。
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タクシーやら客引きやらたくさん声が掛かるが、インド在住者は
そんなのには目もくれない。 インドで自分の運転手が「旦那!」と呼ぶ声だって
無視してしまうくらい客引きやお乞食達が呼ぶ声には無関心になった。



まずは並んでチケットゲット! 
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公園への入場料とクフ王・カフラー王のピラミッド内部への
チケット併せてうーん、3200円か。 

ぼったくりだがそれでも絶対的なコンテンツを持つ売り手市場では
まぁしょうがない。


金属探知機ゲートを潜って入場。
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朝一番だったが既にクフ王ピラミッドの中に入る入り口は込み合っていた。
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少し人ごみにうんざりしたのでカフラー王のピラミッドから攻める。

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狭い通路を身をかがめて3分ほど歩く。 
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階段は急で腰をかがめて歩く。 
はて、自分の親は来れるだろうか? 腰が痛くなりそう。


玄室内部は照明があって明るい。 
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左上壁の穴は最初の発掘の際の発破のあと。入ってきたのはいいけど
石棺以外に何もなくてがっかりしただろうな。

静かだったので二時間ほど石棺の傍で新書を読みながら
ぼんやりしていたらどんどん人が入ってきた。

皆入ってきて、それであっという間に出て行くなぁ。
こんなに居心地いいのに。

二時間ほど玄室に留まってざっと集計したところではこんな感じ。
フランス人52名 (修学旅行らしき人26名含む)
イタリア人37名 
日本人33名(全部で2つの団体観光客だった)
アメリカ人らしき人達22名
明らかにイギリス系の人たち18名
ドイツ人らしき人たち15名 (一部はオランダ人やオーストリー?)
中国系14名(多分香港人と台湾人の二組の団体観光客)
韓国人11名 個人で回っていると思う若い人たち
エジプト人らしき人たち8名

計210名

うむむ、おかしい・・・ピラミッド内部ツアーは朝150人、午後150人の
限定入場規制をやっているのではないのか? 
だから朝早く来たのに・・・ 
ま、これがエジプトなんだな。 


クフ王の方はスケールも大きかったが、玄室は真っ黒の岩で
何も見えなかった。 
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そこに向かうまでの大回廊は見事だ。内部にこんな空間があるとは。



有名なスフィンクス。 後姿はこんな感じで間が抜けている。
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正面に立つ。 ピラミッド中心線と少しずれて建っているのがいい感じ。
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なぞなぞ問答。
スフィンクス
「そもさん! 最初は4本、次は2本、そして最後に3本で移動する生き物は?・・・」

izumi 「すっぱ。お前、4000年前から同じ質問しかしないのか! 答えは人間じゃ! 
この世で一番恐ろしく、可愛くて賢いのは?」

スフィンクス「・・・・・」

izumi「俺の妻じゃ! お主の負けじゃ! おととい参れ!」


ピラミッドが写っている画像はたくさん見るが、ピラミッドから
カイロやギザの町がどう見えるかというと・・・・
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市街地開発の波はかなり近くまで押し寄せている。


その後、階段ピラミッドや
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赤のピラミッドなど見て回る
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ここから次の屈折ピラミッドまでチャーターしたタクシーが
パンクして砂漠を歩いた。 暑かった・・・
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屈折ピラミッドは傾斜が急で、アイガーを思い出させる。
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ここの登攀は危なそうだ。 

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でも数あるピラミッドの中でもここが一番いいかな。 静かで風情がある。



そして最後にメンフィス博物館を回る。
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眉目秀麗なトトメスの顔。
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砂漠の景色は出張で行ったモンゴルゴビタン、中国のタクラマカンで散々見て
きたが、その砂の中に「ピラミッド」が建っているのを見ると、
「遠くへきたもんだ感」があり、旅情が増す。 



この後カイロに帰って夕食。 


中近東料理、日本料理の選択もあったのだがこの後インドに戻る
ことを思うと牛肉+韓国料理の誘惑に負けてしまった。


焼肉韓国料理。 ここが大当たり。 安くてうまかった!
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ビールにタンにコプチャンにキムチポックンパブ・・・
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一人前お肉が200gはあった。
食べすぎだよな・・・でも、エジプト人ウェイターも真っ青の食欲で
平らげた。 日本人魂だい。 頼んだものは全部食べる! 



宿に戻る途中でスーパーにも寄った。お菓子コーナー充実!
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いいなぁ、食料品も色々売っていて。 
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ここなら住めるぞ。

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生活には全然問題ない! と思ったのだった。 韓国・インドの次は
カイロでも全然構いません。 はい、喜んで参ります。
満足のカイロの晩ご飯。



翌日朝、今度はインドの同僚から聞いたエジプト人の朝ごはんを
食べさせる名店に。 


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地下鉄に乗って一駅。 


見っけ! 

おぉ、英国フォードが停まっている。 
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古いぞ。60年代のアングリアだ。 欲しい・・・


店は入ってすぐの銭湯の番台みたいなところで注文してお金を払い、
厨房カウンターにて受け取るシステム。
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これがコシャリという食べ物。 
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ご飯+マカロニにトマトミートソースを乗せたものに


酢とチリソースを混ぜ混ぜして食べる代物。
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味は意外にいけます。 庶民が毎日食べるものに
まずいもの無し。 これでLARGEサイズ一杯90円。



宿を移り、今回のアフリカ大陸訪問メインイベントである
カイロ考古学博物館へ向かった。
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