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築地のち湘南海岸二宮 [料理]

朝に築地へ。

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相変わらず客が長蛇の列の場内の寿司屋を横目に、近江屋で
のりと鰹節と鴨の燻製と牛タンとイベリコ豚を購入。
(でも実は空いていればお寿司食べようと思ったんだけど・・・)

東京駅までタクシーで向かい新幹線で小田原経由、二宮へ。
新職場の地引網兼BBQ大会に参加。 すぐ上の常務の主催とあれば
行かずばなるまい。


BBQといやぁー昔はちょっとならしたもんだが、今日は
若者に経験を積ませるために殆ど何もせず、玉拾いに徹する。

そう、職場のBBQとは現代の歌垣。
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普段と違う環境でのBBQを通じて若い男女の間に交流が生まれ、
そして愛が芽生える儀式のようなもの。
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おじさんはひたすら料理が美味しくできるよう、陰になって働くのが良いのだ。

ちっ、冷凍肉を何で地引網やる前から解凍しておかねぇんだよう。
おっと、焼き鳥は串まで焦がしちゃぁ、いけねぇよ。
牛タンは焼きすぎちゃいけねぇ、堅くなるからな。
醤油は1リッター何ぞ買わねぇで、小瓶を3本用意する方が・・・・
これだけ食う材料があるのにやきそばの玉、どうして人数分あるんだ??

・・・歳取ると色んなことに気が付いていけねぇや、全て胸にしまって黙々と
気が付いたら自分で動く。

”「暗い」と不平を言うよりも、進んで灯りをともしましょう・・・” いい言葉だ。
平塚YWCA幼稚園のメガネの先生に言われたのをのを覚えているが、
これは日テレの早朝番組でもやっていたような。 そういえば大きなお城の
ような家に住んでいた河野太郎ちゃんは幼稚園の時にあんなに
きれいで可愛かったのにどうしてあんなにあばた顔になっちゃったんだろう。


外国から何故かインド人(一人はインド系シンガポール人)もご縁あって二人参加。
何かインド人と自分は縁があるんだろうか。
 
異文化交流とは言え、礼儀として牛肉と豚肉は別の炭火と網で焼くよう指示。

ビールがうまい。酔っ払うと英語がすべる。 
危ないので鰯を一人で焼いて途中から黙々と食べる。

しかし、生きた鰯の内臓を指でとって開いて炭火で焼くだけなのにこんなに
うまいとは・・・恐るべし。 何尾か持ってかえって生姜と日本酒で臭みを
取ってフリッターにして妻に食べさせた。 そう、この日は妻の誕生日だった。

平日にへとへとになるまで働いてぐったりと眠る週末の誕生日の朝ぼらけ、
そのほつれた髪のかかる横顔にそっとベーゼをくれ、妻は寝返りを打ち、
夫は職場バーベキューに向かう。 

これこそが我々中途半端世代の精一杯の生きる姿である。

新宿高野で妻好物のマスクメロン・・・は1万4千円からだったので買えずに、
食べ易いサイズにカットした盛り合わせコンポートを買って鰯のフリッターの
後に食べた。 

この大変なご時世の中の、とある平和な一日。

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