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韓国で京都を楽しむ 松栄堂のお香 [韓国生活]

三十過ぎから京都・奈良に憧れる気持ちが強くなりました。
それからは、年に2回から3回訪れるようになっています。

何故古都が気に入ったのか?
多分京都・奈良という窓を通して夢を見ているんだと思います。
自分の物語を作ってその中に生きることができる。
妄想に生き、それをたどることで実証実験をしている。
そんな感じが致します。

ま、理由はともあれ、中年期以降、「京都・奈良」という趣味ができました。
聞けば父も昔、京都狂いをした時期があったそうで、血は争えぬ。

宿は大体祇園から円山にかけて、もしくは新薬師寺宿坊などの
奈良公園の周縁部の宿を使います。 

最近京都のお気に入りの宿はぐっと人気が出てきて、予約が取れずに困っています。 
妻と行くなら寺町通りの俵屋をおごりますが、私は田中康夫さんや「俵屋の不思議」の
村松さんではないので、財政的理由で未だ定宿というまでにはできずにおります。

奈良・京都めぐりのことはいつかおいおい纏めるとして、
古都の情緒に浸って時々過ごすためにソウルに持ってきて、自室、もしくは
時々愛車2CVの中で焚くことがあるのが表題・松栄堂のお香です。

部屋を掃除して、小さなお線香を二本も連続して焚けばあーら不思議、
自分のいつもの空間が古都の宿に!

本格的な聞香・空薫(そらだき)などはとてもできませんが、
スティック線香だけで結構楽しめます。

お気に入りは松栄堂の芳輪シリーズの室町。 隣は京線香の雅芳。

天平・室町・堀川と試しましたがさすがに価格差は隠せないものがあります。
しかし、堀川と室町の香りの品の差は大きい。 天平と室町の差は
室町-堀川ほど大きくありません(私の嗅ぎ分けの感覚がそこまでついていけないのです)。

香をたくこと自体が大きな自己満足なので、室町をもって自らの分限と決めました。
まさに煙に消える小さな贅沢です。 でも煙草吸うよりはいいよなぁ。

とういう訳で、ソウルの私の家は香のにほひが致します。 部屋には仏像とか狛犬とか
置いてありますが、決して宗教関係に帰依している訳ではありませんので知人・友人の方々は
腰をひかずに付き合ってちゃぶだい。

今度日本へ行ったら、禅寺で焚くという、京線香を買ってきて試してみようかと
考えています。 

また、東京への出張があれば、銀座の博品館裏手の京都新聞社ビルにも支店があるので、
久しぶりの金春湯と、京都新聞地下の串かつ屋さんと合わせて行ってみようと思っています。
(書いたら急に行きたくなって本日里帰りし、訪問してしまいました)






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