アパートトラブル2 はつりとタイル工事 [韓国生活]
先週の浴室排水溝工事残件処理で朝から家で待機。 不動産屋の段取りが悪く待たされる。
工事は今日だといったのに作業は明日の昼でどうだ、と訳のわからないことを言う。
どうしてこう韓国の人は相手の気持ちや予定を考えずにとってもフレキシブルなんだろう。
こうした場合、どちらが客かということを前提条件に、日本人の謙譲の美徳や礼儀正しさという自分
のプライド、アイデンティティーを捨て、相手のアンビバレンスに対しては自分も断固たるアンビバレ
ンスを持って臨む事にしている。 日本人はこうしないと北朝鮮とも付き合えないと思う。
返事して曰く、「すぐ来い」。 日本じゃこんなこと言えない。でも今朝は台所の流しで洗髪。
身体は濡れタオルで清拭。 こんな不便、今晩もして堪るか。
不動産屋からの折り返しの連絡を待つ間、バッハの宗教楽曲をかけ、
「ここはインドだ、ここはインドだ、」とおまじないをして
気を落ち着かせる。
そう、韓国だから許せない、という気持ちが自分の心のどこかにあるのだ。
そしてそれは心のどこかに韓国ならもっとできるはず、というこの国に期待を持つ親韓派の証左。
私にも伊藤博文並みに韓国に対する暖かい心が生まれてきている。
しかし、浴室にはぽっかりと穴があき、私の心にも穴が・・・あきそう・・・
結局朝一番の約束が10時半から工事となる。
タイル貼り左官作業どうやるんだろう。 興味があったので作業を覗く。
向こうにすれば監視されているようで嫌だろうが、これは権利だ。
セメントでベースを作ってその上にタイルを貼り、コーキングだろうとは思ったが、やはりそうだ。
問題は同心円モザイク状の不規則な床の模様だ。
前衛的だが、仕上がりはこれでいいのだろうか?
何? 乾くまで36時間使うな? ・・・・結局そうなるのか。
私のもやもやした気持ち、どこかの排水溝に流してしまいたい・・・
今年行った標高7000m近くでの山伏精神修養や海抜マイナス18mの潜水修行で得た平常心も
この国の人のなすことには敵わざりけり。
キムチ冷蔵庫から取り出した天狗舞純米酒を8勺ほどあおり、気を取り直して仕事場に向かう。
自分の心の弱さを感じる火曜日。
>「ここはインドだ「ここはインドだ、」
笑いをこらえて読んでいましたが、これを見て爆笑です。(^o^) izumiさん、
韓国関連の本でも書いたらどうですか?
2合も飲むと酔ってしまうようになってしまいましが、最近は純米酒にはまって
ます。吉田蔵や雪椿が美味しくてよく買います。九州はまだまだ暑いので
冷やして飲んでおります。この異常気象は何なんだ!
by 副島@福岡 (2006-10-24 15:26)
ちなみに私の家は、
トイレが壊れましたが・・・1年半かかっても直らず。2個あったので片方は
棚として使いました。
あ、シャワーノズルも壊れてたかな?片方。高級すぎて、取り寄せって
言われて結局そのままだったような・・・。
あとは・・・・・・。
by T県のS (2006-10-24 22:01)
「ここはインドだ、ここはインドだ」
このおまじない、私もぜひ愛用(愛唱?)させていただきます。
今朝はタクシーの運転手に、「もう少し行って止めてください」と言ったところ、「ミリマルヘヤジ」(先に言ってくれよ)とぼそっと言われ、「何だその態度はー!」と言いそうになるところを、「ここはインドよ。インドちゃんよ。」と心を鎮めて出勤してきました。
by シンさん (2006-10-25 08:42)