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大雲取谷 遡行 [登山]

週末、奥多摩に沢登りに行く。
場所は東京都最高峰の雲取山。 その東に流れ出す大雲取谷へ。

土曜日の早朝にK君が迎えに来る。

彼は高校から職場までずっと同じであったのだが、今は外資系映像用品の
大手輸入販売会社の社長をしている。 以前にも書いたが、高校から職場
まで一緒の友人は多い。 私の高校の同じクラスからは3人も勤める会社が同じ
になっているし、同じ学年では恐らく10人はいるだろう。


と、いうわけで社長さんとの沢登りはスタイリッシュな自動車で日原の林道を
詰めての入渓とあいなった。 BMWで未舗装の道を走って沢登りに行くなんて考えもしなかった。
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何となくセレブな沢登り。 この日に備えて私もヘルメットを新調した。 
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日原林道から登山道へ 
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指導標もしっかりしており、道も良く、迷わない。
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入渓点は5分ほど登山道を降りたこの橋から。  
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橋を渡って向こう側(右岸)の方から降りた方が水線までは楽。


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綺麗な渓谷にこれから待ち構える沢登りへの期待で胸躍る。


しばらくはのどかな渓相だが、5分ほどで滝に出る。 ここはホールドも無くて
超えるのは無理。 
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少し戻って左岸を高巻く。 私の判断が慎重すぎて少し
高い場所まで行きすぎたが、難なく通過。 
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ここからきれいな渓谷を腰、あるいは胸まで浸かって進む。 リュックを
背負っては浮いてしまって背の立たない淵もあって、そこはジャンプしたり泳いで
こなす。 水は冷たいが、夏なので快適。 
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途中の崩壊地で流れが伏流となったりする中、2時間ほど水と戯れると
小雲取谷の分岐を過ぎる。ここからは水量も減って静かな谷となる。
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ぶなや楓の緑がきれいだ。




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六軒谷出合い。 この地点まで3時間で沢登りは終了。



左岸の踏み跡を5分ほど辿って、大ダワ林道へ。 折角登ってきたのでここから
雲取山を目指す。 


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大ダワ林道は整備されていて歩きやすい道。 遠くに、そして近くに鳴り響く
雷の音に急かされるように登る。 雨も降ってきた。







1時間半で秩父三峰山から雲取山へ続く稜線の鞍部、大ダワに到着した。 ここで
豪雨に見舞われ、大急ぎで雨具を着る。 
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20分ほどの軽い登りで雲取山荘着。 



乾燥室のストーブで濡れたシャツを乾かす。そこで話したほかのお客さんの話に
よれば、奥多摩湖側、鴨沢から登ってきた人たちはヒョウと雷に見舞われ、散々だった
ようだ。





やがて雨が止み、夕食時間に。 
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主菜はハンバーグでした。





で、今日は折りしも夏祭りの日ということで、突如小屋の外が野外コンサート会場に
変身。 あれよあれよという間にジャズキーボードと歌の夕べとあいなったのでした。
キーボードの遠藤さんというお兄さんの演奏がうまかった。 そのうちに雲が晴れ、
星空が広がってきた。 コンサートのトリは「星に願いを」。

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その後は焼肉・焼きそば・秩父錦の振る舞いが!


いただきました。コップ酒3杯、焼肉5皿に焼きそばまで。 
大変にご馳走様でした!


山小屋ですので、騒ぎも8時には終了。 
9時には登山の疲れもあって相部屋4名一同ぐっすり就寝と相成りました。


コースタイム

0900林道入り口
0905入渓点(橋)
1130長沢谷出合 (途中に中休止20分x2本)
1200 S字峡 (かなり流木で埋まっていて迫力は無いが水と遊べる)
1300 六間谷出合い 遡行終了大休止
1500 大ダワ
1530 雲取山荘



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