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デリーでの無農薬野菜調達とイチゴ狩り [野菜畑と園芸]

前回訪問したデリー南部、Sultanpurの農園へ野菜の調達に。

町の商店でも新鮮な野菜は手に入るのだが、どうやって育てられたか素性が
知れないお野菜を食べてアトピーが悪化したり(右手の親指に最近出てきてしまった)、
体に悪いものが蓄積されていくのはまだ嫌! ということでこだわってみることにした。

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この門の奥にその農園はある。 売られている野菜の価格は市中のものの3倍はする。 
高いが、そういっても日本の無農薬野菜に比べれば6割から半分以下の価格。

畑の土をひっくり返せばミミズが元気にうごめく。 キャベツには虫食いの大きな穴。
倉庫の薬剤噴霧器も埃かぶっていて使っていない様子と併せてこの状態は二重丸!
 
日本の菜園で使っているオルトランなんて粒剤や水和剤を野菜に撒くんだけど、それが
水分によって溶けて野菜に吸収されて、その野菜を虫が食べると死ぬようになっている
恐ろしい薬品。 虫が食べて死ぬようなものを人間が食べていいはずがないもの。

大量生産の安い野菜造りには農薬はある程度仕方ないのだろうが、気にする人は
少し余計にコストをかけて買わざるを得ない。

・・・・で、前回行った時にはまだまだだったイチゴが出荷できるようになってました!


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まだはしりの時期なので甘みは少ないが、さわやかな酸味の中にほんのりと香るいちご。


花もきれい。 そう、いちごって、こうやって生るんだった。
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早速ドライバーのA君と一緒に狩る。 
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一箱500gで200バーツはインド人には目の玉飛び出るほど高いが、ちょうど前の日に
初めてインドで出る給料(2万9千ルピーでしたが)もらったので、身の回りのスタッフ皆に
インドのお菓子を配った事だし、1パック進呈することに。 彼も喜んでいました。

その後は野菜狩り(?)へ。

農夫と一緒に畑へ行って、自分の好きなものをその場で刈り取ってもらうシステム。
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キャベツ、にんじん、カブ、タマネギ、白菜など収穫。 
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白菜はなんと韓国の黄色キムチ用白菜種を栽培していることが判明!
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家で野菜炒めにしたが、水分の多い、甘みのある、確かにキムチ用のものでした・・・


収穫したものは泥を落とし、洗ってから計量して100g単位で購入する。
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イチゴは高かったけれど、野菜はさすがに生産者直売なのでさほどの価格差は感じない。
それにこの野菜狩りのシステムは面白い。 
あと、なにより物が安心なのはいい事だ。 

おつりは出ないので、きっちりと払えるように細かいお金を用意して
月に一回は来ようっと。



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コメント 3

上環茶屋

この野菜狩り?、人がちゃんとついて、自分が指定したものを収穫してもらえるのですね。 まさに産直の極致。  何か、香港の(最近鳥インフル拡散予防の目的で)廃止になった生きた鶏をケージに入れて売る鶏マーケットにコンセプトが似ていますね。 でも、インドの人は白菜をどうやって食べているのだろう。 カレーの材料に向いているわけでもないし。インド人が浅漬けやキムチを作るとも思えないし。 やっぱり、野菜炒め?
by 上環茶屋 (2009-01-16 14:52) 

izumi

鶏MKT、羊MKTは血の臭いでむせ返ります。しっかしいい鶏いました!
それはまた今週末にでも書きたく思います。
by izumi (2009-01-20 10:30) 

たくとも

いいですね。野菜狩り。日本にもこんなのがあったらね。
by たくとも (2009-03-01 14:29) 

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