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バンガロール・チェンナイ・ボリウッドを巡って [天竺編]

天竺3都を人事面接で走り抜ける。

印度は広い。 
デリーから最初の訪問地のバンガロールまではSPICE JETで2時間半。
・・・の予定がエアコンの故障で遅れて4時間半掛かった。

人生長いことやっていると色々ある。 
初めてエアコンの無い(エアコン故障)ジェットエンジンの飛行機便に乗った。 

キャンセルするか、エアコンなしで飛ぶかの決断を航空会社が
迫られ、結局エアコンなしで飛び立ったのだ。

しかし高度を上げれば外気温はマイナスだから涼しいのだろうか? 
これはいい実験だった・・・

結果は・・・・暑い!!

やっぱり人いきれで高度を上げても暑いー。

機内与圧をする関係で、零下30度の外気を取り入れることなんてできないのだ!
エアコンのポンプさえ動けば熱交換くらいはできるのだろうけど、暑いぞ!

お詫び? としてなのか本来有料販売のところ、無料で食事が配られたが全然うれしくないー。
おいしくないし・・・



バンガロールで仕事を済ませて翌朝7時の飛行機でチェンナイへ。

バンガロール空港は新築なって美しい空港だった。成田なみだな。
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思いのほかに早く到着。500Kmを偏西風にのって40分のフライト。
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時間があったのでタクシー乗り場を冷やかす。
チェンナイの空港タクシー料金。 デリーよりも安いなぁ。

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インディゴ(日本のマーチクラス)、イノーバ(ワンボックスで4人が
悠々乗れる)は4000円で一日借りられる。 デリーの半額。



チェンナイで面接と訪問先を回って、夜になったのでさて、「赤坂」 レストランで久しぶりにお刺身だーい、と思っていたらあらら・・・夏休みで
CLOSEでした。 残念。 じゃぁ、いいや! とふてくされて
ホテルで夕食抜きでビール飲んで寝る。

翌朝便でムンバイへ。

ムンバイ空港到着! で、ボーデングブリッジが伸びてきて扉が開いて、
「さぁ降りよう」と思ったら何故か乗客は皆後ろの扉から階段を下ってバスにのれと言う。
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変なの。



面接の仕事が終わってからボリウッドへ撮影機材関連の仕事でいく。

映画の町ボリウッドは空港から北へ15kmほど行ったあたりにある。
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おぉ、やってるやってる。 
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至る所で撮影中。
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さすが一日に3本弱が封切りになる国だ。 低予算とはいえ最低40日はかけるだろうから
一年に1100本撮るとしてその40倍を365で割れば一日インドでどの位の撮影が行われて
いるかが判り、カメラの数も推定できる。 要は一日120本近くの撮影がインドのどこかで
行われているということだ。 日本の10倍以上の規模!
CM撮影まで入れれば相当な数となる。

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使い込まれたアリフレックス。 
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レールが・・・しょぼい。
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このレールの平衡を木の切れっ端使って行う取り方は芸術的!!
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インドの人はハリウッド映画見ない、っていうほどのことは無いけれど、あまり見ない。
皆インド映画が好きなのだ。  なんと国産映画嗜好率は90%以上とのこと。


インド11億人の人がこの市場を支えている。

職場でどのくらいの人間が映画館で映画を見ているのかを聞いてみたら
この半年で一人当たり3本強を見ていることが分かった。(母数は9)
デリーは土地が高いので映画の入場料は100から200ルピーほど。
ここの人の金銭感覚でいえば1000円から2000円ほど。

決して安くは無い。 でっかいなぁ、インド映画産業、と改めて感心したのであった。 



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