ボリウッド映画村

縁あって映画やテレビ関係の仕事をだいぶん長い間稼業にして暮らしてきた。

韓流ブームの時は韓国にいて色々なことを経験した。　ブータンやモルジブでは
テレビ局を造るプロジェクトにも関わった。モンゴルではラジオに一週間連続で
出演することになった。NHKさんにも何度か撮ったHDのVも含めて出させていただき、
面白い体験もした。

ここ天竺での稼業もその関係の仕事をさせていただている。

ムンバイの北にあるFilm City(ボリウッド)ではインド全体での商業映画の
6割が制作されるという。 6割と言っても日本での商業制作映画数の8倍には
なる。　従ってその市場たるやかなり大きなものとなる。

ボリウッドで撮影の立合い。

低予算の為にあっという間にセットが組まれる。




男優は結構有名なコメディー俳優らしい。

インド映画は平均すれば撮影40日、DI含む編集45日でできあがる。

それがプロダクションと出演俳優にもよるが通常数百の映画館に配給される。


シアターと配給元との取り分の割合は通常50％対50%。　
映画館のもぎりのチケットの入場料収入が折半されてそれぞれの懐に入ることになる。

これは日本に比べれば映画館側には有利で公平。　時々日本だと55％が配給元だったりするし。

どこも映画は人気商売、やっぱりお水な世界。

タグ：ボリウッド　映画　配給　収入　配分