ミャンマーへビザなし入国を試みる [旅は道連れ世は情け]
ブリッジ1のミャンマー側には軍の歩哨が立っており、先ほどからの
我々の動きをじっと見ていた。 その為友好橋からのミャンマー行きを
諦め、町のイミグレを自由に行き来する地元民に混ざり、ばっくれて
通過してみることに。
果たしてチノパンにウールジャケットという、周囲からまったく浮いた
いでたちの日本人達はインド側イミグレとミャンマー側イミグレを
何事も無く通過できるのであろうか?
日曜日はインド側の商店は殆ど閉まっている。
この頭に荷物を載せる女性はミャンマー人。
顔にタナカを塗っているのですぐわかる。
この小便臭い道の先、車止めの遮断機の先に30mほどの監視通路があり、
その手前の左右両側にインド軍の白いコンクリ製の監視哨があり、
奥にミャンマー軍の木製の東屋の監視所がある。
最初の10m。
インド側無事通過。
中間線を人々に交じって歩いて越える。
あと10m。
ミャンマー側
あと5m
・・・あぁ捕まった。
一瞬アウンサンスーチー女史のように拘留軟禁されて暫く臭い飯を
食べることになるのかという考えが頭をかすめる。ま、それも人生。
ID見せろといわれ、日本人であること、旅行で来てお昼ご飯を食べに
「料理のおいしいミャンマー側で食べたいのだ」とややゴマすり気味に
上目遣いに強調したところ、パスポート預かる、少しなら行ってよし、
ということに!
やった!ついにインドからミャンマーに歩いて入ったぞ!
この辺りがアジアの緩さだ。
ミャンマー側の活気に満ちる国境市場を少し探索。
ここは国境闇市の怪しい匂いに満ちている。
中国製の産品がものすごく多い。
インドに向かってきた満載の荷物はここで調達されている。
お腹がすいたので早速適当な屋台を見つけて食べることに。
笑顔のいい少年の座る店に決めた。
英語が少し通じる・・・
ドライバー君のマニプリ語の通訳に従って野菜炒め、
チキンライス、チキンヌードルなどを頼む。
調味料と突き出しが出てきた・・ 久しぶりのミャンマー料理。
おいしいぞ。
野菜炒めの味がまるで味の素+油と塩だけの味
無くなると次々もってきて、まるでわんこ野菜炒め状態。
味はまったくこのチキン汁米麺のベースと同じ。
でも、久しぶりに食べる田舎の中華料理風でうまい。
毎日はいやだけど・・・
ドライバー君は焼きそばみたいなものを食べていた。
上に載る目玉焼きがとっても東南アジアなのだ。
ふと気づいたのだが給仕のお姉さんの顔が南アジア系と明らかに違う・・・
味の素のきつい味とあいまって、もしかして?
「どこから来たの?」と風化しつつある中国語を使って
尋ねたところドンピシャ!
自分らは雲南省から来ている中国人の家族だという。
お母さん、長女、次女、そして長男。
写真送ること多分できないだろうけど、次回行ったときにまだ店があれば
届けることもできるだろう。
彼等には政治的な意味合いはまったく無いにせよ、ミャンマーへの
中国人の進出と浸透に驚いた。 自由に住むことができるなら彼らは
日本にも数千万人単位で移住して来るだろう。 我々日本人の祖先もきっと
そうだったのだもの。
ともあれペットボトルに移し替えて持参したインドのグローバーワインを
飲んでいい気持ち。
イミグレのチェックポイントに冷たいコーラを差し入れてパスポートを受け取り、
インド側に戻ってインパールへの帰路に就く。
パスポートを受け取る時に「お前ら時間が掛かったから10ドルだ」と
軍曹みたいなのに言われたけど、コーラあげたじゃん!と笑っていなした。
あれは多分本当に日本人にたかろうとしていた。 なめられちゃいけない。
というわけで久しぶりのミャンマーへの潜入は
ビザなしで果たすこととなった。 たいへん興味深く、おいしかった!
戦利品はミャンマービール!
我々の動きをじっと見ていた。 その為友好橋からのミャンマー行きを
諦め、町のイミグレを自由に行き来する地元民に混ざり、ばっくれて
通過してみることに。
果たしてチノパンにウールジャケットという、周囲からまったく浮いた
いでたちの日本人達はインド側イミグレとミャンマー側イミグレを
何事も無く通過できるのであろうか?
日曜日はインド側の商店は殆ど閉まっている。
この頭に荷物を載せる女性はミャンマー人。
顔にタナカを塗っているのですぐわかる。
この小便臭い道の先、車止めの遮断機の先に30mほどの監視通路があり、
その手前の左右両側にインド軍の白いコンクリ製の監視哨があり、
奥にミャンマー軍の木製の東屋の監視所がある。
最初の10m。
インド側無事通過。
中間線を人々に交じって歩いて越える。
あと10m。
ミャンマー側
あと5m
・・・あぁ捕まった。
一瞬アウンサンスーチー女史のように拘留軟禁されて暫く臭い飯を
食べることになるのかという考えが頭をかすめる。ま、それも人生。
ID見せろといわれ、日本人であること、旅行で来てお昼ご飯を食べに
「料理のおいしいミャンマー側で食べたいのだ」とややゴマすり気味に
上目遣いに強調したところ、パスポート預かる、少しなら行ってよし、
ということに!
やった!ついにインドからミャンマーに歩いて入ったぞ!
この辺りがアジアの緩さだ。
ミャンマー側の活気に満ちる国境市場を少し探索。
ここは国境闇市の怪しい匂いに満ちている。
中国製の産品がものすごく多い。
インドに向かってきた満載の荷物はここで調達されている。
お腹がすいたので早速適当な屋台を見つけて食べることに。
笑顔のいい少年の座る店に決めた。
英語が少し通じる・・・
ドライバー君のマニプリ語の通訳に従って野菜炒め、
チキンライス、チキンヌードルなどを頼む。
調味料と突き出しが出てきた・・ 久しぶりのミャンマー料理。
おいしいぞ。
野菜炒めの味がまるで味の素+油と塩だけの味
無くなると次々もってきて、まるでわんこ野菜炒め状態。
味はまったくこのチキン汁米麺のベースと同じ。
でも、久しぶりに食べる田舎の中華料理風でうまい。
毎日はいやだけど・・・
ドライバー君は焼きそばみたいなものを食べていた。
上に載る目玉焼きがとっても東南アジアなのだ。
ふと気づいたのだが給仕のお姉さんの顔が南アジア系と明らかに違う・・・
味の素のきつい味とあいまって、もしかして?
「どこから来たの?」と風化しつつある中国語を使って
尋ねたところドンピシャ!
自分らは雲南省から来ている中国人の家族だという。
お母さん、長女、次女、そして長男。
写真送ること多分できないだろうけど、次回行ったときにまだ店があれば
届けることもできるだろう。
彼等には政治的な意味合いはまったく無いにせよ、ミャンマーへの
中国人の進出と浸透に驚いた。 自由に住むことができるなら彼らは
日本にも数千万人単位で移住して来るだろう。 我々日本人の祖先もきっと
そうだったのだもの。
ともあれペットボトルに移し替えて持参したインドのグローバーワインを
飲んでいい気持ち。
イミグレのチェックポイントに冷たいコーラを差し入れてパスポートを受け取り、
インド側に戻ってインパールへの帰路に就く。
パスポートを受け取る時に「お前ら時間が掛かったから10ドルだ」と
軍曹みたいなのに言われたけど、コーラあげたじゃん!と笑っていなした。
あれは多分本当に日本人にたかろうとしていた。 なめられちゃいけない。
というわけで久しぶりのミャンマーへの潜入は
ビザなしで果たすこととなった。 たいへん興味深く、おいしかった!
戦利品はミャンマービール!
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