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ムンバイの後背地プネで朝食を [天竺編]

ムンバイから200km離れたプネへ日帰り出張。

プネはムンバイから標高にして600m弱上がった台地の上に
ある圏人口約450万の学園都市である。 インドの都市としては
出色の緑の多さを誇る。 40%が緑地との統計がある。 
これは東京都区部のほぼ倍の緑被率になる。


さて、現在ムンバイ圏には1300万人の人がいるらしい。

統計資料によってばらつきはあるが、そのうち
55%程がスラムのバラックに住むのだという。

建物で一杯になった市内の土地。 これ以上の発展は
それらの人々を立ち退きさせて高層化を図るしかなく、
その為にムンバイ市街地の再開発は遅れている。

最早ムンバイはそれだけでは将来の発展も無く存立し得ず、
こうした後背地を取り込んで一緒に発展開発を図らざるを
得ない状況にある。 プネにはそんなムンバイの期待も集まる。

行くには通常は朝早く6時前に車で出立し、そして
夜に帰ってくる。 今回もムンバイを早く発って、朝ごはんは
プネのマリオットホテルで頂いた。

IMG_0959.jpg
これがなかなかお洒落できれいな空間の割に安価で良かった。

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バフェであったが、マハラーシュトラの代表的な料理が並ぶ。
(源氏パイみたいなものは源氏パイのホテルベーカーリーバージョンだった)

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同じインドでも北インドのスパイスの香り高さは抑えられ、
スパイス風味がぐっとマイルドになった野菜のことこと煮や、豆類の加工品
などがメインとなる。

雰囲気の良いきれいなレストランで朝からもりもり食べて、
コーヒーがぶがぶ飲んで、ホテルのバフェが500ルピーなら嬉しい金額。 
ムンバイなら2つ星ホテルのバフェの価格だ。

良い朝ごはんのせいか順調に仕事をこなし、帰りは飛行機の
時間に間に合ったのでムンバイまで短いフライトで帰ることに。

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プネ-ムンバイ線はビジネス客の利用が殆どなので、搭乗も押し合いへし合いの
混乱がなく、至って平和である。 

短い30分のフライトを飛ばすジェットエアー、国内線のいつもの機材
737シリーズではなく、新しいA320をここに投入。 
IMG_0977.jpg

プネはいい街。 初めて行った18年前からそうだった。
インド全体がプネみたいになればいいのになぁ、といつも思わせる。


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