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猛暑の東京・夏の冒険 [2CV & Citroen]

先週東京に戻った。

車庫に眠るDSのバッテリーキルスイッチを繋ぎ、
エンジンをかけ、郵便局の本局まで小包を出しに行く。 

古い車にとって夏の暑さは酷であることは判っている。

いつだって日本で夏に古いシトロエンを運転することは冒険だ。

帰りに久我山の伊藤自動車工業のおやじさんの顔を見に
足を伸ばした帰り、信号待ちしていたらエンジンのリズムが
ばらついてきた。 

いかん! オーバーヒートだ!
  五日市街道で停まる・・・

この車は人生というものを教えてくれる。

「俺がお前のこと好きなんだからたまに戻った時くらい付き合えよ」

と、傲慢に好きなときだけ好きなように付き合っていると、
人間と同じく向こうの機嫌はてきめんに悪くなる。 

本当に不思議なものだ。 

私はとても大切に思っているのだが普段のお付き合いを
疎かにするとしっぺ返しがくる。

「普段面倒見が悪いくせに自分の都合のいい時だけ・・・」
 ってたしなめられているようでもある。

これだからDS(フランス語で女神という発音)は魅力的。

まさに人間とのおつきあいの機微にも通じる。 
反省する事しきり。

素晴らしく優美な曲線とご機嫌斜めの同居する女神どの、 

emobile 060[1].jpg

しばし路上で彼我の関係修復の為の冷却期間を置く。

エンジン冷やし、このあとロードサービス呼んで弱った
バッテリーをジャンプして始動、駐車場に帰着。
(・・・が、夕方の飛行機には間に合わなかった・・・)


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