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ムンバイの工場で買う、美味な作りたてラッシーによる代償行為 [天竺編]

マハラシュトラ州乳産物委員会直営の工場の正門横で売る
ラッシーは秀逸である。 

IMG_2002.jpg
工場横の水牛舎で絞った乳を使った、作りたてのラッシーはおいしい。
飲めば思わずワンワン吠えたくなるのは、幼児期にTVで見た
名犬ラッシーによる刷り込みである。

価格も200ccで13ルピー。今日のレートだと20円足らず。

そういえばウン十年前、初めて祖父と行った銭湯では
牛乳が一瓶20円だったような。

で、これ、大変おいしいのだがここにはインド陥穽の計が・・・

このラッシーを初めて見つけたときは気に入って、毎日二袋は
飲んでいた。 時々は冷蔵庫で凍らせ、フローズンラッシーにして
がりがり食べていた。

しかし、元々インド生活は運転手付で全く歩かないため体重が増えて
体がだぶつき気味になっていたのだが、これを飲み始めてから
見る見るうちに丸々と健康優良児化していくように。

はたと気づいてラッシーの袋を見る。

IMG_2003.jpg
100gで100キロカロリー以上! 

即ち一袋200kcal以上のものを毎日二つ、時々フローズンで三つも飲んで、
一日にこれで400kcal以上も摂取していたことに気づき唖然。

ありゃりゃ、ハイカロリーなのね。

この分を体脂肪に換算すれば毎日約35g、一ヶ月で1kgの体重増にあたる。

と、いうわけで、そのあと私はこれを飲まなくなった。

時々思い出してはラッシー飲めない憂さ晴らしの為に
大量に買い込んで出張者やスタッフに配給して喜んでいる。
 
そういえばデブになるので自分が食べられない腹いせに、
うまそうな輸入チョコレートを突然大量に買い込んで去年
皆に配ったっけ。

回りの皆には感謝されるが、これを「代償行為」という。

運動不足で、基礎代謝が低くなりがちな天竺生活に
おける一種の病気だと自分では思っている。

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