アコンカグア コンフルエンシアからプラザデムーラスB.C. [登山]
今日はコンフルエンシアから標高を1000m上がり、4300mのプラザ・デ・ムーラス(馬の広場)まで
16kmを歩く。 皆、登山なのに朝が遅い。 我々は8時に出発したがそれでも一番手だった。
乾いた埃だらけの道を1kmほどでオルコネスの渓谷を下り、鉄の橋で反対側に渡る。
渓谷の中にはまだ陽が差してこない。
登り返すとそこからはずっとこのような深い谷間の月世界。
アコンカグア メンドーサからコンフルエンシア [登山]
起き抜けに民宿アコンカグアの壁いっぱいに掲げられた登山者からの手紙や写真を拝見。
植村直己さん。
毎日新聞後援の日本山岳会冬季エベレスト登山隊当時のお手紙。日本山岳会では私の先輩にあたる。
長谷川恒夫さん。 何回もここに来ているらしい。
山野井泰史さん
日本山岳界のそうそうたるメンバーの直筆に感激。 でも・・・・皆既に亡くなってしまった。
冬は薬剤師をしているというマベーラさん(私と変わらぬ歳なのに既に孫がいるという!)が
朝9時半に車で迎えに来る。
途中、メンドーサ市内セントラルの地域公園課で登山許可をもらう。
申請書を出し、お金さえ銀行に振り込み済であればあとはパスポート見せて証書をもらうだけ。
日曜でも窓口が開いいるのが嬉しい。 しかし、入山料を銀行から振り込む必要があるので
申請自体は平日に行っておかねばならない。
2006年の入山料は300ドル。ここアルゼンチンの平均月収が200ドルという事を考えると高い。
尚、入山料は外国人料金と国民の料金の二本建てで、内国人は100ドルである。
これが入山許可証。 4枚つづりで、一番下は公園事務局控え。 一番上が本人控え。 二番目と
三番目は登山口のレンジャーステーションに提出する。
手続きを終えて外に出ると、オレンジ色の憎い2CVが停まっていた。 私の愛車の色違い。
2CVを見ると幸せな気持ちになれる。
これは幸先が良い。
後ろの白い建物が公園事務所。 朝10時から開く。
アコンカグア ブエノスアイレスからメンドーサへ [登山]
南半球最高峰、6959mの山の名前、「アコンカグア」とは、現地の植民以前の人たちの言葉で
「雪の山」、あるいは「岩の山」ほどの意味だという。いずれにしてもさほどの意味は無いようだ。
そこに毎年夏の3ヶ月間に3000名弱、冬の厳しい登山期間に50名余りの登山者が挑み、
山頂を踏むのは600名余りだという。 そして凍死・高山病などではかなく散る人の数は毎年15名
余りであるとのこと。 あなどれぬ。
到着したブエノスアイレスの国際空港で両替を行う。
バゲージクレームの横にある両替ボックスは聞いていたレートと違っていて怪しい。
それに現地の人は誰もそこでは替えていない・・・
一回外に出てからキョロキョロ見回すと、右奥に行列を発見!
国立銀行の両替所。 案の定、バゲージクレーム内のBOXよりも1割も両替率が違う!
これが2006年1月末現在の正当な為替レート。USDの為替は3:1以上で無いと「ボッチャン」です。
両替を終えると懐に余裕が出き、土産物屋などすぐ見はじめるのが極楽トンボな私。
さすがサッカー王国アルゼンチン。 大きなサッカーグッズショップがあった。
国民の最大の英雄はいまだにマラドーナ! 憎き隣国ブラジルのペレと競る。
三浦雄一郎氏の会社へ訪問 三浦ドルフィンズ [登山]
月曜日。
東京・原宿の三浦雄一郎氏が経営する会社の施設「ミウラ・ベースキャンプ」で高山対応の低酸素
トレーニングを受ける事になった。 ここのチャンバーは高度5000m級低酸素対応の、日本でも
数少ない気密性の高い部屋。 これ以上の施設は鹿屋体育大学など特別な施設にしかない。
登山時の荷物重量を少なくする方法 [登山]
装備は生き延びる為に最低限のものを持っていくとして、ぎりぎりまで減らすのが限界登山での
鉄則。
時計もこの分厚く重いダイバーから軽い高度計付きのデジタルに変え、あとはインナーのついた
プラブーツ、ゴア+サーマルの服装重量となると残りは必定、大きなところでは自分の身体の重さがKeyとなる。
自分のお腹周りに蓄えられた見事なサムギョプサル三枚肉状の脂肪、これだけできっと8kgは
ある。 あとは背あぶらが3kgと、豆腐状で使っていない部分の脳が2kgほど。
何とか絶対重量を減らしたいが、食欲には勝てないし、体調崩しては元も子も無い。
階段の先の標高6959m アコンカグア [登山]
高校から仕事場までずっと一緒の友人と、来る旧正月に何とか宿願である南米最高峰登山を
果たしたいと、トレーニングを開始。
よく行く仕事場がビルの33階にあるのだが、そこまでの高度差が約160mあり、それを一日最低
一往復、上り下りすることを心がけている。
初日は降りるだけでも足がふらつき、登ればぜいぜいと息が切れ、汗が滝のように出てきた。しかし
今では息は切れるものの、脚が重いなぁ、と感じる程度で済んでいる。このまま順調にいけば
一年後には走って登れるようになるかもしれない。(が、そこまでやる気はない)
山梨にて 夜景のきれいな温泉 BBQ [登山]
日本に帰省。 忙しくもろもろ整理のあと、夜に山梨へ。
ちょっと旧いシトロエンのユーザーの中では高名なお☆さまと温泉で落ち合い、夜景のきれいな
浴槽でお話。 わざわざ山梨まで訪ねてきてくださるとは感激。